
中国CFMOTOが発売する12インチの4ミニモデル「パピオXO-1」が年内に日本で発売される模様だ。しかも排気量は中国仕様の126cc→124ccとした原付2種で発売予定だ。
写真:KURE 35 茂原ベースホンダの原2シリーズにはないセパハン&ハーフカウルモデル
中国のCF MOTOは、1989年に設立されたバイクやATVなどのパワースポーツメーカー。ハイエンドの大型バイクをラインナップしており、警察車両メーカーにも指定される中国を代表するバイクブランドの一つ。2019年にはKTMと合弁で工場を設立している。
パピオXO-1は2023年に登場したモデルで、ストリートファイターの「STパピオ」から派生したレトロスポーツ仕様。パピオ=狒々(ヒヒ)のことで、ネーミングはモンキーを意識しているだろう。一方、セパハン&カウル付きの装備はホンダにはないコンセプトだ。
このパピオXO-1が、2023年中に日本での発売が決定した模様だ。千葉県の「KURE 35 茂原ベース」が販売店となり、輸入はレースチームを運営する「ランドスケープ」(東京都)が行うという。価格やスペックなど詳細な情報は追ってお知らせしたい。

パピオXO-1 [CFMOTO] 中国版4ミニのSTパピオをベースにレトロレーサーに仕上げたXO-1。中国版は縦型126ccエンジンを採用するが、日本には124cc仕様が輸入される。

カラーバリエーションは3色用意されている。写真のFirey Red(ファイアリーレッド)とNebula White(ネビュラホワイト)、Moss Green(モスグリーン)だ。

中国のCFMOTO販売店で展示されているパピオXO-1。アンダーカウルも装着されており、センターアップマフラーでレーシーなイメージとしている。

中国の販売店はこのような外観。将来的には日本にもディーラーが展開されるかも知れない。
PAPIO XO-1主要諸元中国仕様主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:1750×700×975mm
・ホイールベース:1214mm
・シート高:760mm
・車重:114kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒126cc※日本仕様は124cc
・最高出力:9.5PS/8250rpm
・最大トルク:0.93kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:7L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R12、R=130/70R12
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