中国のCFMOTOが放つ12インチの4ミニモデル「パピオXO-1」に続いて、スクランブラー仕様の「パピオXO-2」がデビューした。特徴的な丸型デュアルヘッドライトはそのままにダートも楽しめそうなスタイルはモンキーBAJAの再来!?

ワイルドなスタイルでダートも楽しめそう

2023年春に発表されたパピオXO-1に続くスクランブラースタイルのパピオXO-2は、セミブロックタイヤを履きアップハンドルにしたバリエーションモデル。XO-1のハーフカウルをビキニカウルに変更し、アップフェンダーにすることでオフ系のスタイルを生み出している。

スクランブラーと言っても、最低地上高やホイールベースはオンロードのパピオXO-1と変わらないので、ファッションを重視したモデルだと思われる。ただし、アップハンドルの操作性でフラットダート程度なら十分楽しめると思われる。また、街中でも軽快に走れるだろう。

さらに座面が広がったタンデムシートやグラブバーの装着により、二人乗りでの快適性が向上。レーサーレプリカスタイルのXO-1と用途をきっちりと分けており、新たな選択肢として受け入れられそうだ。日本での発売などは情報が入り次第お伝えしたい。

パピオXO-2 [CFMOTO] パピオ=狒々(ヒヒ)シリーズの3車種目でストリートファイターのSTパピオ、レトロスポーツのパピオXO-1に続いて発表されたスクランブラーだ。

パピオXO-1 [CFMOTO] 中国版4ミニのSTパピオをベースにレトロレーサーに仕上げたXO-1。縦型126ccエンジンは9.5PSで10PSのグロムと互角。12インチのタイヤサイズは同一だ。

縦型エンジンやフロント倒立フォーク、径220mmのディスクブレーキなどはXO-1と同じ装備と思われる。アップフェンダーにするだけで雰囲気が様変わりしている。

セパレートハンドルを低くマウントしたXO-1と最も異なるのがパイプのアップハンドル。ライディングポジションが起きることで操作が軽快になり視界も広がるはずだ。

タンクカバーはXO-1と同形状だが、オフロードバイク風のシュラウドを装着してイメージチェンジ。タンク容量は7Lを確保している。

前後セパレートシートだったパピオXO-1とは異なり、XO-2は一体型シートを採用。タンデムシート部分は肉厚で座面も広く、グラブバー付きで後席の快適性を高めている。

パピオXOシリーズ共通の丸型デュアルヘッドライトは、車名にもなっているバツとマルを組み合わせたデザインが特徴。ゲーム機のコントローラーボタンをイメージしている。

センターアップサイレンサーはパピオXO-1と共通。レーサーレプリカ風のテールライトも踏襲している。

メーターはアナログタコメーターに液晶メーターの組み合わせ。ギアポジションインジケーターや燃料計も表示する。

パピオXO-2のイメージ写真ではダート走行やアウトドアイメージを強調しており、郊外でのレジャー利用を想定しているだろう。

カラーバリエーション

ギャラクシーグレー

ネビュラブラック

ネビュラホワイト

パピオXO-2中国仕様主要諸元(日本未発売モデル)

・全長×全幅×全高:1748×683×963mm
・ホイールベース:1214mm
・シート高:740mm
・車重:114kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒126cc
・最高出力:9.5PS/8250rpm
・最大トルク:0.93kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:7L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70R12、R=130/70R12

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    輸入こっちもして欲しいなぁ

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