
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ホンダ「CB1300スーパーボルドール」についてオーナーの生の声をお届けします!
目次
ぶっちゃけホンダ「CB1300スーパーボルドール」ってこういうバイク!!
CB1300スーパーフォアのバリエーションモデルとして2005年に登場したCB1300スーパーボルドール。CB1300スーパーフォア(三代目)の車体をベースにハーフカウルを装備していることが最大の特徴となります。
ちなみにボルドール(BOL D'OR)とは、フランスの耐久レース「ボルドール24時間耐久レース」のこと。このレースで活躍したフェアリング付きの耐久レーサーのイメージがそのモチーフのようですが、CB1300スーパーボルドールのキャラクターはあくまでツアラーです。装備したハーフカウルは高速走行時の風圧軽減と走行安定性の向上がその目的であり、カウル内部には便利な小物入れを装備していたりします。
ベースモデルのCB1300スーパーフォアと乗り比べてみると、ハーフカウル化されているだけにも関わらずそのキャラクターはかなりスポーティだと感じます。というのもヘッドライトやメーター、ミラーといった重量物がフレームマウントになったことでCB1300スーパーフォアよりもハンドル回りが軽くなっており、コーナリング時のハンドリングがとても素直に感じるからです。
またCB1300シリーズには、時折「SP」と呼ばれる限定生産のスペシャル仕様が登場することがあり、2022年にも30周年記念モデルが登場。このモデルは特別装備として、オーリンズ社と共同開発した専用フロントフォークとリアサスペンション、ブレンボ社製のラジアルマウント式4ポットキャリパーがおごられています。
よりスポーティな乗り味が好みな方には、スーパーフォア/スーパーボルドールともに、この「SP」がおすすめです。
WebikeユーザーはCB1300スーパーボルドールをどう感じている?
CB1300 SUPER BOL D'OR
新車平均本体価格:189.2万円
中古車本体価格:116.54万円
口コミ件数:214件
※データは2023年8月29日現在
オーナー平均満足度は5点満点中で3.91(評価人数:1,002人)
特筆すべきは、ルックスと走りの評価が4.3点を超えていることでしょう。加えて、6項目の平均点は、スーパーフォアの3.75点を少し上回る3.91点となっています。
また、他の項目も3点を越える評価を得ており、全体的に満足度が高いモデルのようです。
CB1300スーパーボルドールのざっくりまとめ
よいところ
・質感の高さは随一
・高速がとても楽
・車重があるので風に煽られることがない
・楽なポジションで腰痛の悩みから解放されて大満足
悪いところ
・夏場エンジンからの熱量が半端ない
・初期設定の足回りはかなり硬め
・取り回しの重さ
・防風性があまり良くない
CB1300スーパーボルドールオーナーの声
ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。
購入動機・用途・比較車種 | 最後までVFR800FとCB1300SBSPのどちらかで悩んでおりました。 VFRは高校生の時からの憧れもありましたし、ホンダV4を乗れる内にとも思っておりましたが、乗車姿勢と電スロ化に伴う上下シフターとクルコン、カウルのポケットといったツーリングでの使い勝手を優先させました。 |
---|---|
長所・満足な点 | 質感の高さは随一ではないでしょうか。 出先でバイクを止めて、自分のバイクを眺めていると、本当にカッコいいなぁと惚れ惚れします。 電スロも違和感なく操作しております。 |
短所・不満な点 | 皆さんが言われております通り、取り回しの重さでしょうか。 坂道は1センチも登れないと言う都市伝説?もありますが、そこまでは言い過ぎかな?と感じます。 写真背景の駐輪場ですが、こちらの扉前は前後にスロープになっており、入口の扉幅は100センチ丁度。 ハンドルの幅は82センチです。 これを毎回、2m近くをバックさせながらハンドルを切って駐輪場に入れています。 |
これから買う人へのアドバイス | SPの方が車高も高く、初期のプリロードでは沈み込みも少ないので、店頭での足付きに不安を覚えるかも知れません。 私は身長169センチ、股下77センチ、体重67kgですが、プリロードを若干調整しました。 両足だとかかとが少し浮いて、普段は片足ベッタリで運転しております。 全く問題ありません。 SPの装備、デザインが気に入っているのであれば、私はSPをオススメします。 満足度高いですよ! |
購入動機・用途・比較車種 | 購入動機:昨年購入を検討したが、車重・足つきが不安で、その時は別車種を購入。しかし、どうしても諦めきれず、思い切って乗り換えを決断した。 比較車種:CB1300SB STD(赤フレーム・金ホイール) |
---|---|
長所・満足な点 | ・SP専用カラー、赤ステッチ入り専用シート ・オーリンズ/ブレンボ ・トルクフルなエンジン ・アナログ二眼メーター ・クルーズコントロール、グリップヒーター、ETC2.0標準装備 ・ライディングモード選択可 |
短所・不満な点 | ・走行中のミラーのビビり ・排熱で足が熱い ・初期設定の足回りはかなり硬め(もちろん調整可) なお、重量は短所でもあり長所でもある |
これから買う人へのアドバイス | 購入候補が複数ある場合は、自分の一番欲しいバイクを買うと後悔しないと思います。 足つきの問題は、シューズ・中敷き・ローダウン・停車の仕方等で、ある程度は改善できます。 金額の問題ならこの格言を |
購入動機・用途・比較車種 | 子育ても終わり自分の時間も増えた為、リターンを決意し大型免許を取得。若い頃からいいなぁーと思っていたCBを選択。 |
---|---|
長所・満足な点 | 鬼トルク、直進安定性も素晴らしくアップハンドルによる長距離疲労知らず。 マフラー音も純正でガボガボっーと迫力があり自分好み。燃費も良く20km/Lと経済的だがひとたびやる気になると体の血液が後ろに持って行かれ気持ち悪くなるほどの加速を味わえます。とにかく見てどーん。跨ってどーん。重厚な車体からの存在感、所有欲は頂点です。 |
短所・不満な点 | 非力な為、せっかくのセンタースタンドは怖くて掛けれません。跨って足でひょこひょことバックしてからの後ろタイヤを枕木に乗せて万が一に備えたやり方をしております。仮に立ちごけしたら一人で車体を起こせるか不安有り。 取り回しだけが不満です。身長は180cmですので跨りさえすればどうということはない。きりっ! |
これから買う人へのアドバイス | 購入してから2年で2万km乗りましたが不具合等故障はありません。オイル交換は3000km毎、フィルター交換はオイル交換2回に一回程度で他はチェーンメンテ位等自分で行えるメンテは自分でやってます。 購入対象としてお考えなら一度ドリームで試乗をして見てください。 きっと気に入ると思いますよ。 |
CB1300スーパーボルドールのライバルをチェックする
“水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒”エンジンを搭載するCB1300スーパーフォアとツーリングで便利なハーフカウルを組み合わせたCB1300スーパーボルドールに、キャラクターがかぶるような直接的なライバルはいません。
スポーティな“直4”エンジンを積んだ汎用性の高いツアラーという意味では、スズキのGSX-S1000GT、カワサキのニンジャ1000SXあたりのフルカウルツアラーが購入検討時の比較車両になるかもしれません。
それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年8月29日現在です。
SUZUKI GSX-S1000GT
オーナー平均満足度:3.75(評価人数:146人)
新車平均本体価格:157.84万円
中古車平均本体価格:143.47万円
口コミ件数:19件
KAWASAKI ニンジャ1000SX
オーナー平均満足度:3.87(評価人数:317人)
新車平均本体価格:159.97万円
中古車平均本体価格:101.78万円
口コミ件数:25件
この記事にいいねする