
2021年に新しい5速ミッションのエンジンを獲得したモンキー125が新色を発表。125ccになって初めてチェック柄シートを採用しており初代Z50Mを再現。ファン注目のカラーリングになるはずだ。
イエローが復活、フレーム色もボディに合わせて3色用意
2018年に125ccになって復活したモンキー125は、2021年型で5速ミッションとロングストローク化した新作エンジンを採用し、令和2年排ガス規制にも対応した。そして、2023年型モンキー125は全色にモンキーならではのチェック柄シートを採用した。
カラーバリエーションは従来のパールグリッターリングブルーが廃止され、バナナイエローが復活。パールネビュラレッドとパールシャイニングブラックは継続となるが、2021年型と異なりフレームとスイングアームもボディ同色としている。
注目はパールネビュラレッドで、この色のみシート表皮を赤のチェック柄としており、赤のフレームやフロントフォークを組み合わせたカラーリングは、1967年の初代Z50Mの再現となる。近年では1997年の30周年や2017年の2017年の50周年モデルでも同様のカラーリングが採用された。
2023年は特にメモリアルイヤーではないが、特別なカラーリングの登場で、ヤマハの原付2種軍団に対抗できるはず。さらに価格も据え置きの44万円をキープしているのは嬉しい設定だ。発売日は9月21日となる。

モンキー125 [HONDA] 従来型のパールネビュラレッドは、フレームとスイングアームが黒になっていたが、2023年型はフレームも赤く塗装し初代Z50Mのカラーに近づけている。

モンキー125 [HONDA] 2022年型では黄色が廃止されていたが、2023年は復活。タンクは白と銀の組み合わせがパールネビュラレッドと逆になっている。

モンキー125 [HONDA] 2022年型のパールシャイニングブラックは継続カラーになったが、チェック柄のシートと銀×白のタンクに変更され、雰囲気が様変わりしている。

1967年に発売されたモンキーZ50M。これ以前にもモンキーは存在していたが、日本で初めて発売されたモデルとしても有名だ。ハンドルとシートを折りたたんで車載できるようにしていた。

こちらは2017年に発売されたモンキー・50周年アニバーサリー。50ccとしては最後となる記念車で、2023年型と同様に1967年モンキーZ50Mのカラーリングを再現した。
2023年型ホンダ モンキー125国内仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:1710×755×1030mm
・ホイールベース:1145mm
・シート高:776mm
・車重:104kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc
・最高出力:9.4PS/6750rpm
・最大トルク:1.1㎏-m/5500rpm
・燃料タンク容量:5.6L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/80-12、R=130/80-12
・価格:44万円
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