
BMWモトラッドは2023年に100周年を迎えており、記念事業の一環で9月28日に「BMW Motorrad Welt(BMWモーターサイクルワールド)」をベルリンにオープンする。そのオープニングイベントで新型R1300GSが初公開される。
100周年記念にコミュニケーション施設をベルリンにオープン
BMWは、バイク生産工場があるベルリンのシュパンダウ工場敷地内に「BMW Motorrad Welt」を9月28日にオープンする。バイク事業の100周年記念の一環として、1968年からBMWのバイクが生産されてきた生産地にコミュニケーション施設を建設するのだ。
「BMW Motorrad Welt」では、BMWモデルの展示や工場ツアー、飲食の提供、イベント開催などが行われ、BMWバイクのブランド情報発信や体験施設として機能するという。バイク工場では1分間に1台の早さで生産されており、ガイド付きで舞台裏を覗くことができる。
この施設は2023年9月28日にオープン式典が行われ、その際に新型R1300GSが初公開される。翌日はカスタムコンテストのチャンピオンシップが開催されるが、その際に「もうひとつのハイライトを用意」していると予告されており、他の2024年モデルもお披露目されるかも知れない。

R1250GS [BMW] 2019年に排気量を拡大したGSシリーズのフラッグシップ。6月21日に写真の100万台目がラインオフした。初代の1980年R80G/S以来43年で成し遂げた快挙だ。

「BMW Motorrad Welt」の完成イメージ。工場敷地のすぐ隣に位置する新しい施設で、一般ライダーの利用を想定している。ヤマハのコミュニケーションプラザに近いコンセプトだろう。

「BMW Motorrad Welt」の建物は1914年から1917年にかけて建てられた歴史的な建造物が使用される。

R18カスタムコンテストは、世界18か国から150のディーラーが参加し、各国の決勝を経て9月29日のベルリンでの世界決勝へと駒を進める。
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