
2017年に登場したヤマハのXMAXが大幅なモデルチェンジを受けて10月に発売される模様だ。2023年型はXMAX300が欧州ですでに発売されており、これを250ccにした仕様が日本へ導入されると思われる。日本仕様は豪華なデュアル液晶メーター仕様が用意されそうだ。
ナビをモニター表示可能、9月2日のヤマハモーターサイクルデーで初公開へ
欧州で発表された2023年型XMAX300/XMAX125は、上級仕様のTech MAX(テックマックス)とSTDがラインナップされており、日本でも2023年型は初のテックマックス導入がほぼ確実となった。なお、日本のXMAXは250cc仕様のエンジンが搭載されるだろう。
従来のTMAX300テックマックスは、カスタムシート、レザー調インテリア、アルミ製フットレスト、メッキのメーターリングやエンブレムが装着された豪華版だったが、2023年型は新たにデュアルメーターを採用。機能面でも大きく差がつくことになったのだ。
新型XMAX300テックマックスの液晶メーターは、4.2インチTFTディスプレイに加えサブが3.2インチLCDのダブル画面で、通常は大画面にタコメーターが表示される。これが、ナビゲーション使用時はタコメーターの代わりにマップが表示できるようになっている。
スピードや燃料計、距離計は3.2インチ画面に集約されており、ラリーメーターのような雰囲気だ。国内仕様のXMAXには、このデュアル液晶メーターが導入される見込みで、日本語のガーミンナビアプリに対応するだろう。初公開は9月2日のヤマハモーターサイクルデー会場だと思われる。

XMAX250 Tech MAX [YAMAHA] 欧州にも存在する250。テックマックスはダークペトロールとテックブラックの2色だ。新作ヘッドライトやスタイル、メーターまわりを全面刷新した。

テールカウルやデュアルテールランプも変化なしのように見えるが微妙にデザインが新しくなっている。フロント15インチ、リア14インチの足まわりやブレーキなどの変更はなし。

欧州仕様の2023年型のエンジンは、ボア70mm×ストローク64.9mmの249ccで最高出力は22.8PSで変更なし。日本仕様のXMAXも23PSからエンジンスペックは継続だろう。

XMAX250テックマックスのメーターは上下2段式になっている。ヤマハMyRideアプリで車両の状況や確認できるだけでなく、着信やメッセージの状態を表示可能だ。

4.2インチTFTディスプレイにナビゲーション表示した状態。アプリの「Garmin StreetCross」はXMAX専用に開発されたという。日本仕様にも導入されるだろう。

2023年型XMAXシリーズは、ポジション灯がヘッドライトの下に移設され、ヘッドライトとの組み合わせでX字に光るようになった。スクリーンは上下50mmの範囲で調整できる。

2023年型XMAXはフロントウインカーがハンドル部分に移設されている。

従来型XMAXと同様にスマートキーを標準装備している。

シート下はビッグスクーターならではのシート下スペースにはフルフェイスヘルメットを2個収容可能とされる。
2023年型XMAX250テックマックス欧州仕様主要諸元
2023年型XMAX250テックマックス欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2180×795×1410-1460mm
・ホイールベース:1540mm
・シート高:795mm
・車重:183kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 249cc
・最高出力:22.8PS/7000rpm
・最大トルク:2.47kg-m/5500rpm
・燃料タンク容量:13.2L
・変速機: Vベルト式無段変速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-15、R=140/70-14
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バイクの開発者って、プライベートでバイクに乗らないのかい???
「ガーミンのナビ」←こんなん搭載するより「スマホナビを表示できる」メーターにしてくれた方が百倍便利なんだけどね。(-。-)y-゜゜゜