
カワサキモータースから、大型スポーツモデル「Ninja 650」の2024年モデルが発表された。主要な変更点はカラーリング&グラフィックのみで、スタンダードモデルには新色のブラックが登場。従来から引き続きラインナップするKRT EDITIONではロゴマークが見直されている。
発売は2023年9月22日(金)、価格は104万5000円だ。
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ホワイトのラインナップは終了 価格5万5000円アップ
海外で2012年に発売、国内では2017年から導入されているNinja 650は、排気量649ccの水冷DOHC並列2気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ。海外向けのスポーツネイキッド「ER-6n」に採用されたものをベースとしたこのエンジンは、最高出力50kW(68PS)/8,000rpmを発揮。またミドルクラスのシャーシは軽量で細身のスタイリングから扱いやすく、大型マシンのビギナーにも親しみやすい特性が人気を博している。海外モデルから数えると10年近い販売を続ける息の長いモデルだが、2020年のモデルチェンジでZXシリーズと通じる逆スラント型のノーズや、LEDヘッドライト、TFTカラー液晶メーターを採用。さらに2023年にはトラクションコントールシステムも搭載され、最新モデルと遜色のない装備が充実した。
今回発表された2024年モデルは装備・仕様の変更はなく、カラーリング&グラフィックが見直された。スタンダードモデルには新色「メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー」が登場、グラフィックは2024年モデル「Ninja 250」のブラックと似通うが、メインカラーをマット仕上げとしている部分が大きく異なるポイントだ。また、従来モデルのホワイトはラインナップを終了している。「Ninja 650 KRT EDITION」も引き続き販売されるが、こちらはカワサキレーシングチームをイメージしたライムグリーン×エボニーのグラフィックに変更なし。ただし、タンクのKawasakiエンブレムからリバーマークが消えるデザイン変更を受けている。
発売は2023年9月22日(金)で、価格はスタンダード・KRT EDITIONともに104万5000円。従来モデルが99万円であったところ、5万5000円の価格アップとなった。
Ninja 650(2024)
発売日:2023年9月22日(金)
メーカー希望小売価格:¥1,045,000(税込)
メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー(新色)
Ninja 650 KRT EDITION
ライムグリーン×エボニー(継続)
Ninja 650(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2,055×740×1,145mm
・ホイールベース:1,410mm
・シート高:790mm
・車重:194kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc
・最高出力:68PS(50kW)/8,000rpm
・最大トルク:6.4kg-m(63Nm)/6,700rpm
・燃料タンク容量:15.0L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=デュアルディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17M/C (58W)、R=160/60ZR17M/C (69W)
情報提供元 [ カワサキモータースジャパン ] ギャラリーページへ
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