
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ホンダ「CB1300スーパーフォア」についてオーナーの生の声をお届けします!
目次
ぶっちゃけホンダ「CB1300スーパーフォア」ってこういうバイク!!
普通二輪免許を取得する際、多くの人が教習所でCB400スーパーフォアに乗ったと思いますが、その兄貴分というか、親玉と言えるモデルがこのCB1300スーパーフォアです。登場はなんと1992年で今からざっと30年前。登場当時は998ccで名前も「CB1000スーパーフォア(初代)」でしたが、1998年に1300cc化して名前もCB1300スーパーフォア(二代目)に。
現行モデルは、2003年に大幅な軽量化が行われた三代目のCB1300スーパーフォアですが、以降もトランスミッションの6速化(2014年)や、電子制御スロットル&クルーズコントロール装備(2021年)などの熟成を経て現在に至っています。
CB1300スーパーフォアの特徴はなんと言っても、"水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒"エンジンです。ホンダのお家芸と言える"直4(ちょくよん)"の盛り上がるようなパワーフィールをこれでもかと味わえるようなマシンになっています。
車体に関しては、近代のスポーツネイキッドからするとかなりオーソドックスな作りになっているのが特徴的。時流のダイヤモンドフレームではなくダブルクレードルフレームを採用し、リヤショックもモノショックではなくツインショックで、フロントフォークも正立タイプ。
今となっては前時代的な車体構成に時代の流れを感じるかもしれませんが、おかげで軽量&コンパクト化でどんどん扱いやすくなる現代のスポーツバイクとは一線を画すビッグバイクらしい重量感がしっかり味わえるようになっています。
WebikeユーザーはCB1300スーパーフォアをどう感じている?
CB1300 SUPER FOUR
新車平均本体価格:180.2万円
中古車本体価格:141万円
口コミ件数:217件
※データは2023年8月22日現在
オーナー平均満足度は5点満点中で3.75(評価人数:1,002人)
特筆すべきは、ルックスと走りの評価が4点を超えていることでしょう。オーソドックスなスタイルと、力強く余裕のある走りが好評を得ているようです。
また、とりまわしを除いた他の項目も3.4点以上の評価を得ており、オールマイティなモデルと言えそうです。
CB1300スーパーフォアのざっくりまとめ
よいところ
・乗りやすくて扱いやすい
・サウンドが最高!
・質感高い造り込みで所有満足度が高い
・大人の色気♪
悪いところ
・ネイキッドならではの風圧も(汗)
・大きいため、駐輪する場所に気を遣います
・膝下が熱い。夏場はきついです
・デカくて重い
CB1300スーパーフォアオーナーの声
ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。
購入動機・用途・比較車種 | 用途によって使い分けたいと思い増車。 北海道などによく長距離ツーリングをしにいくので、そういった時に使おうかと思っています。 |
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長所・満足な点 | 車重があるので最初は大丈夫かな? と思っていましたが、走り出してみるとその安定感たるや、さすがはCBだなというのがファーストインプレッションでした。 スーフォアのSPモデルのため、最初から前後にオーリンズのサスペンションが刺さっていたりブレンボの正立フォークだったりと装備も豪華なので走っているときの不安というのは全くありません。 特に満足しているのはサスで、沈み込みやその跳ね返りなどが満点に近い乗り心地です。 決して安くはない買物ですがここまで満足感と所有感があると買ってよかったなと思わされる一品です。 |
短所・不満な点 | 2〜3速で2〜3000回転域で走っていると、たまに力が抜けるというか、ガクンとパワーが落ちるときがあります。 あまり詳しくないので個体差なのかCBの特性なのか分かりかねますが、それがちょっと気になるところです。 あとやはり車重があるので、大型バイク免許を取りたてやなど経験が浅いと扱いが難しいかもしれません。 |
これから買う人へのアドバイス | 大型バイクらしく維持費は小型〜中型に比べると割高です。転倒などして部品を傷つけてしまったりするとそれなりの修理費はかかってしまうかもしれません。 また重たいので押し引きしたり取り回しは難しい面もあります。 ただ、それが苦にならない程度にはこのバイクには所有感を満たしてくれる魅力があると思います。 決して万人はオススメはできませんが、本当の大型というものに一度は乗ってみたい人にはオススメできる車種かと思います。 またシート下にUSB電源が標準装備されてますが、TypeCなのとシート下という絶妙に使いにくいポジションに位置しているため持て余し気味になる率が高いです(個人的に持て余してます) |
購入動機・用途・比較車種 | 妻からの誕生日プレゼント。 主に週末のツーリングに使用。 比較車種はZ900RS。 |
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長所・満足な点 | 大好きなネイキッドスタイル。 質感高い造り込みで所有満足度が高い。 思ったほど重くなく取り回ししやすく乗り易い。 |
短所・不満な点 | 膝下が熱い。夏場はきついです。 4気筒らしいサウンドだが、音量は大きい。 早朝や深夜の始動時は気を使う。 |
これから買う人へのアドバイス | 260kg超えの重量で購入を躊躇していましたが、実際に取り回しして以前乗っていたCB750(RC42)と同じくらいに感じましたので、重さは気にしなくて大丈夫かと思います。燃費は下道メインで17~18km/L。排気量なりです。 そんなに距離は走っていませんが、熟成されたホンダエンジンは故障も少ないと思います。 |
購入動機・用途・比較車種 | 前車のダエグを事情で手放した為が、再度持てる環境になった時にダエグが生産中止になっていた事とZ900RSの形が好きになれず興味のあったCB1300をドリーム店に見に行くとSPのキャンディークロモスファイヤーレッドの色とデザインにほれ込みました。 |
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長所・満足な点 | ダエグとの比較ですが、安定感が良く乗り心地もギャップを感じないスムースな足回り。172センチ80kgでかかとが少し浮く位の足つきで運転姿勢もきつくありません。ハンドル幅もダエグより狭く腕が広がりすぎず凄く乗りやすいです。 見た目は好みだと思いますが良いと思います。ブレンボのタッチも良くオーリンズサスも動きが良くスタンダードより快適でコーナーも安定します。 |
短所・不満な点 | 重い所ですが慣れれば大丈夫です。 加速はダエグに比べ穏やかですが、そんなに走りを望んでいないので逆にドンつき感がなくギクシャクしないのでダエグに比べ楽に安全に楽しめます。 |
これから買う人へのアドバイス | 可能であれば、SPはスタンダードに比べコツコツ感がなく非常に快適でコーナーも安定しますので、是非試してください。 重さは慣れるしかなく、駐車時やUターン等は工夫で立ちごけも回避できます。 前車のダエグも所有欲を満たすことができ良いバイクでしたが、乗って楽しく安心感がCBが勝ると思います。 |
CB1300スーパーフォアのライバルをチェックする
大排気量"直4"を搭載するCB1300スーパーフォアのライバルは、やはり大排気量"直4"ネイキッドモデル。ともに時代を駆け抜けたヤマハのXJR1300やスズキのGSX1400、カワサキのZRX1200ダエグあたりが直接のライバルといえますが、いずれも2023年現在は生産終了となっています。
こうなると気になるのが30年もの歴史を持つCB1300スーパーフォアの今後がどうなるのか? ということでしょう。一説によれば2026年11月以降に生産されるモデルへの「OBD2-2」搭載義務化への対応が、存続か否かの別れ目になりそうです。いずれにせよ新車でCB1300スーパーフォアを購入するなら早めに行動するのが吉と言えそうです。
それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!
※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年8月22日現在です。
YAMAHA XJR1300
オーナー平均満足度:3.73(評価人数:805人)
新車平均本体価格:──
中古車平均本体価格:91.26万円
口コミ件数:193件
SUZUKI GSX1400
オーナー平均満足度:3.95(評価人数:322人)
新車平均本体価格:──
中古車平均本体価格:118.03万円
口コミ件数:86件
KAWASAKI ZRX1200ダエグ
オーナー平均満足度:4.04(評価人数:882人)
新車平均本体価格:──
中古車平均本体価格:180.38万円
口コミ件数:124件
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