

近年人気上昇中の新型150ccスクーター。その魅力はどこにあるのだろうか。
シグナス150やヴェクスター150といった、いわゆる原付スクーターに150ccエンジンを搭載したような容姿のスクーターは以前から存在した。
しかし近年のモデルでは、250cc以上のビッグスクーターを連想させる大きめのボディに加えて、高性能や便利装備、多くの専用カスタムパーツが発売されている。
特に昨年発売された HONDA PCX150 は注目を浴び、既に街で多く見かけることから人気の高さが伺える。
原付スクータータイプと比べて大きく安定した車体がもたらす高速走行での安心感は、近年の150ccスクーターを単なる街乗り・買い物バイクの枠から飛び出させた。
仲間とのツーリングも楽しめる150ccスクーターは「バイクとしての魅力」も兼ね揃えてきたと言えよう。
今回はその中でも人気が高い HONDA PCX150 と、それに対抗するかのように2013年10月に発売された YAMAHA MAJESTY S の二車種を比較。
スペックやユーザーインプレッションなどを参考に、150ccスクーターの魅力を感じていただきたい。
HONDA PCX150 新車・中古車をさがす
YAMAHA MAJESTY Sに比べて車重が16kg程軽く全長もやや短いが、他の125ccスクーターに比べると車体は大きく存在感がある。
燃費向上のためにアイドリングストップ機能を標準装備するなど、環境にも配慮されている。
給油口はメインキー横に設置されているスイッチによりワンタッチで開閉が可能となっており給油がスムーズ。
シート下収納は約25リットルで、フルフェイス+グローブなど日常使用では十分な容量である。
完成度が高く、使い勝手の良い車両となっている。
YAMAHA MAJESTY S 新車・中古車をさがす
車体が標準的な125ccスクーターよりも一回り以上大きい上にフラットフロアなので、足元のスペースが広い。
もちろん荷物を置くことができ、乗り降りの際にもスムーズで快適である。
またフロントにはフックも完備されているため荷物を掛けることも可能である。
シート下の収納は約32リットルあり、フルフェイスヘルメットに加えてレインウェアや500mlのペットボトルなども余裕を持って入れられる。 それでいて排気量が155ccのため高速道路を走行することも可能であり、加速力も十分ある。 街乗り・ツーリング両方で活躍間違いなしの一台である。
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