奥のCBR1000ホーネットは編集部で制作したCG

すでに報じたように2024年型CBR650Rは「Honda E-clutch」という名称の電子制御クラッチを搭載し、さらに外観を刷新すると予想される。同時にCB650Rもモデルチェンジする模様だが、注目されるのはホーネットになるのかどうかだろう。

CG:SRD

2024年はCB1000ホーネットがデビュー濃厚

CB650Rは、ネオスポーツカフェコンセプトの一台。同コンセプトは、2018年にCB1000Rをフラッグシップに、下はCB125Rまで一気に完成したシリーズだ。これが登場から6年を経て、2024年はCB1000RがCB1000ホーネットにコンセプトを改めると予想されている。

また、2023年には海外で新たにCB750ホーネットが発売され、日本でも2024年型として新発売される可能性が高い。そうなると気になるのは、2024年型で電制御クラッチを採用すると予想されるCB650Rが、このタイミングでホーネットを襲名するかだろう。

現状、新型CB650Rがネオスポーツカフェコンセプトを踏襲し続けるかは不明だが、スタイルがアップデートされることも考えられるだろう。新型CB650Rの方向性で、ホンダがスポーツネイキッドを今後どう打ち出していくのか見えてくるかも知れない。

手前はCB650Rで奥は編集部が予想した2024年型CBR1000ホーネットのCG。同時にモデルチェンジすることからCB650Rはホーネットに近づくか!?

CB650R [HONDA] CBR650Rと同じフレームや足まわり、エンジンを採用しているCB650Rも2024年型で電子制御クラッチを採用すると予想される。

CBR650R [HONDA] 2023年モデルで令和2年排ガス規制をクリアしているが、E-クラッチとともに電子制御スロットルを採用するかも知れない。

ホンダE-クラッチは、マニュアル操作も楽しめそう

ホンダが商標を出願した「Honda E-clutch」は、クラッチバイワイヤシステムと予想されており、この特許がホンダから出願されている。オートモードは左手の操作をせずに発進/停止できるもので、左足でシフトペダルを操作するだけで変速できる。

また、マニュアルモードではクラッチを任意に切ることが可能。クラッチ操作によってはエンストすることがあり、従来のクラッチ操作と同じと言えるだろう。E-クラッチのメリットは、レバー操作が軽くなると予想されるのと、ワイヤー切れも防げることだろう。

また、デュアルクラッチトランスミッションよりも低コストと考えられることから、ビギナー向けモデルへの搭載も期待できる。E-クラッチは、マニュアル操作に慣れない初心者にはありがたい装備なので、ライダーのすそ野を広げるメカニズムとしても注目だ。

クラッチレバーの下にあるコネクターは回転センサー(160)の出力部分。見た目は従来のMT車のクラッチレバーまわりとあまり変わらない。

クラッチレバーの付け根にはシリンダー(131)があり中にピストンとスプリングがセットされている。これで反力を発生させている。

こちらがアクチュエータ(50A)の図解でモーター(52)が油圧を制御し、クラッチ操作する仕組みだ。

メーターには、クラッチのモード表示などの機能が盛り込まれるようだ。

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    ホンダらしい楽しみな技術です

  2. あま より:

    アクセル、ブレーキ、クラッチなんか、バイクを操る上で一番繊細な操作を要求されるものなのに、そんなものを機械に任せられるか。 

    昔、GSX1100Sカタナにモーターアシストのクラッチが付いてたが、その後それが流行らなかったのが何よりの証拠。

    そもそもわざわざ反力を発生させる機構を付けるなら端から電気に任せるなよ。

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