8月2日、カワサキが欧州で2024年モデルを発表した。その中で注目なのが新型Z650RSのニューカラー。予想通り空冷Z650と同じレッドが登場し、さらにゼファー750RSに採用されたグレーボールも登場!

RS繋がり!? ゼファー750RSをオマージュしたグレーボールも新鮮

2022年4月にデビューしたZ650RSは、1976年に発売された空冷Z650をモチーフにしたネオクラシックモデル。空冷Z650はザッパーと呼ばれ、750ccのZ1に対して軽快な運動性能が魅力のモデル。Z650RSは現代ザッパーとしてティアドロップタンクやテールカウルを装備し、1976年型Z650のグリーンをイメージしたカラーをラインナップしていた。

このZ650RSが、欧州でカラーチェンジを実施。今回は、初代空冷Z650B1でラインナップされていたレッドを採用。レッドをベースにオレンジとイエローのピンストライプも忠実に再現されている。カラー名はキャンディミディアムレッドと呼称される。

さらに注目なのが、2種類の火の玉カラーを新設定していること。意味深なのがブラック×グレーの“グレーボール”で、1996年の初代ゼファー750RS(ZEPHYR750RS)に似ており、「ミドルRS=ロードスター」繋がりでカラーリングをオマージュしていると思われる。

日本国内でどのカラーが2024年モデルとしてラインナップされるかは不明だが、国内でもカラーチェンジするという情報があるので、導入されることに期待したい。

Z650RS [KAWASAKI] Z650RS初のカラーチェンジは従来のグリーンからレッドへ変更。いずれも初代Z650をオマージュしたカラーになる。

Z650 [KAWASAKI] 1976年にデビューした空冷Z650B1は、グリーンともうひとつレッドもラインナップしていた。

Z650RS [KAWASAKI] Z900RSにも用意されなかったグレーボールが新登場。これにスポークホイールを履かせたら初代ゼファー750RSの再現になる。

ZEPHYR750RS [KAWASAKI] 1996年にデビューしたスポークホイール仕様のゼファー750/1100RSに、750ではグレーボールがラインナップされた。

Z650RS [KAWASAKI] もうひとつの火の玉カラーはシルバーとグリーンの組み合わせ。グリーンボールは初登場と思われる。

2023年型Z650RS国内主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:2065×800×1115mm
・ホイールベース:1405mm
・シート高:800mm
・車重:188kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 649cc
・最高出力:68PS/8000rpm
・最大トルク:6.4kg-m/6700rpm
・燃料タンク容量:12L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17
・価格:103万4000円

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