パーツセレクトひとつからでもオリジナリティを演出

0024ワークスによるZ900RSカスタム。同店で定番となっているアメリカンドリーム製カフェレーサーカウルキットやハリケーン・セパレートハンドルは使われていない。代わりにバータイプハンドルやビキニカウルでオリジナリティを効果的に演出している感がある

0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

だが、よく見ていくと、アメリカンドリームNeoショート・チタンマフラー(クエンチング[焼き入れ]/ポリッシュ/ショットエンブレムのフルオプション)やマルケジーニ・鍛造ホイールにBEET製ステップを装着。オーヴァーレーシング製スイングアームやサブフレーム、スライダーといった部分も含めて、パーツのセレクトやまとめ具合は、0024ワークスでの定番に則っているようだ。そう、同店・大西さんのZ900RSカスタムに準じたパーツセレクトがされていた。それを、ビキニカウルやハンドルまわり(AELLA製削り出し可変ハンドル)の変化で、別物に見えるように仕立てていたのだ。

0024ワークスでは既に30台以上のZ900RSをカスタム化してきている。その中では同じパーツやカラーリングを使うことも出てくるはずだ。だが、このようにアクセントとなる部分に変化を付けることで、カスタムの目的のひとつ、他と異なるを十分に演出できる。それが同店でのカスタムZ900RSの魅力とも言えそうだ。大西さんはこうしたセレクトだけでなく、カラーリングの際にも純正に先立った空冷Z1カラーを施してみたり、そのアレンジにもわずかなグラデーションやベースカラー変化を加えて、オリジナリティを引き立ててくれる。

定番を練り込んでいるから。そして多くのパーツを見て、組み合わせと仕上がりをオーナーとともに想像し、実践してきたから。0024ワークスが今後Z900RSにどんな定番を作り、そしてそのアレンジを見せてくれるのかも気になる。この車両はそうした例のひとつなのだ。


Detailed Description 詳細説明

0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

オリジナリティを演出するビキニカウルはBEET製アッパーカウルKITのブラウンでスクリーンはMRA、ウインカーも小型化している。



0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

ハンドルバーはバータイプながら3ピースタイプの削り出しで絞りも含めてポジションを変えられるAELLA製。フロントマスターは純正パーツのままだ。



0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

サブフレームやチェンジアシスト付きフロントスプロケットカバーはオーヴァーレーシング製。エンジンスライダーはトリックスター製をチョイスする。



0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

リヤショックはオーリンズ。ステップはBEET製のブラック。フレームやリンクまわりはZ900RSのノーマルをそのまま使っている。



0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

フロントブレーキまわりはブレンボ.484対向4ピストンキャリパー+サンスターディスクの組み合わせ。フロントフォークはZ900RS純正のφ41mm倒立だ。



0024ワークス Z900RS 定番をビキニカウルでアレンジして独自性を創出

スイングアームはオーヴァーレーシング製で他のハードパーツ同様にブラックを選択。ホイールもブラックで、ここではアルミ鍛造のマルケジーニM7RSをセット。サイズは3.50-17/6.00-17だ。タイヤはメッツラー・スポルテックM9 RRの120/70ZR17・200/55ZR17サイズを履く。


主なカスタム内容(カワサキZ900RS)

エンジン
*エンジンカバー類含む
TRICK STAR モーターアーマー(ジェネレーターカバー)
TRICK STAR モーターアーマー(パルサーカバー)
TRICK STAR モーターアーマー(クラッチカバー)
エキゾーストシステム AMERICAN DREAM Z900RS Neoショートマフラー/UPタイプ
フレームスイングアーム OVER RACING サブフレームキット ブラック Z900RS
OVER RACING スイングアーム タイプ9 Z900RS
ブレーキ周り
*マスター含む
フロント
BREMBO 484カフェレーサー ラジアルマウントブレーキキャリパー
SUNSTAR プレミアムレーシングディスク
ブレーキ周り
*マスター含む
リア
BREMBO GP2-CR CNC 2P リアキャリパー
SUNSTAR プレミアムレーシングディスク
ホイール周り
フロント
MARCHESINI M7RS 3.50-17
ホイール周り
リア
MARCHESINI M7RS 6.00-17
サスペンション
リアショック
OHLINS KA739
ステップ BEET ハイパーバンク
ドライブシステム駆動系
*スプロケット、カバー含む
OVER RACING スプロケットカバー チェンジアシスト付
RK 525XXWドライブチェーン
ハンドル周りステアリング
*ステダン、ミラー含む
AELLA アルミ削り出し可変ハンドル(Kawasaki Z900RS)
外装 BEET KAWASAKI Z900RS アッパーカウルKIT
MRA スクリーン ツーリング スモーク Z900RS



0024ワークス(カワサキZ900RS)
取材協力:0024Works TEL080-6350-5063(担当・大西さん) 〒938-0054富山県黒部市岡362-3-2
2022年 4月 29日



情報提供元 [ ヘリテイジ&レジェンズ ]

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら

カワサキ Z900RSの価格情報

カワサキ Z900RS

カワサキ Z900RS

新車 113

価格種別

中古車 180

本体

価格帯 148.5~170.5万円

152.24万円

諸費用

価格帯 6.54~7.08万円

7.05万円

本体価格

諸費用

本体

133.07万円

価格帯 104.88~229.98万円

諸費用

14.93万円

価格帯 13.64~14.61万円


乗り出し価格

価格帯 155.04~177.58万円

159.3万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

148.01万円

価格帯 118.53~244.6万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す