
カワサキのミドル最強SS「ZX-4RR」をプロライダー、濱原颯道氏が試乗するインプレッションムービーがYoutubeチャンネル「WebikeTV」で公開中だ。話題沸騰中のミドルスポーツということで、サーキット試乗の1週目から素晴らしい乗りこなしを見せる! ロードレース、オフロードレースなど様々なレースやスポーツ走行のプロからは、どういった評価が下るのだろうか!?
やる気にさせるサウンドがとにかくカッコイイ! ニンジャ400とは足回りの安定感が全然違う
新設計の399cc並列4気筒エンジンを搭載するZX-4RR。ラムエアシステムにより加圧時は80PS/14500rpmを発揮するが、これほどのパワーと回転数を実現したモデルはあまりなく、ミドルクラスとは思えないエキゾーストサウンドがとにかく魅力的! と感動する濱原氏。「男ならサウンドで心が震わされますね!」
エンジンのみならず、足回りもSSらしい安定感の高い装備がおごられているZX-4RR。普段からツインのニンジャ400に乗るという濱原氏は、特にフロントまわりで違いを感じたという。高度な設計と、SHOWA製SFF-BPサスペンションのもたらす力だろうか!? バネレートまでズバリ当てつつ、フィーリングのよさに満足。

濱原氏はプロレーサーであり、オン・オフを問わない様々なフィールドで活躍するモータースポーツ総合エンターテイナーだ。

試乗コースとなったのは袖ヶ浦フォレストレースウェイ。スポーツマシンのポテンシャルをプロライダーが味わい尽くす。

並列4気筒ならではの高回転フィーリングは、なによりサウンドが最高だ!
低回転にもナーバスなところがなくストリートでも平気そう! カスタムの必要性もないかも?
トルク、ふけ上がりは充分で、神経質さを感じないのも魅力的なポイントだ。しかしもちろんサーキット走行でも楽しめるのは間違いなし。ノーマルマフラーやポジションでも気になるポイントはほとんどなく、その完成度は高いという。ただしオートブリッパーやタイヤサイズなど、レーサー視点からは「もうちょっとイジりたい……」というところも。細かなコメントは動画でチェックだ!

電子制御による微妙なアシストの違和感も察知する濱原氏だが、ZX-4RRの自然なフィーリングにはストレスフリーだ。

往年の名機ZXR-400ともフィーリングを比較。現役レーサーならではの鋭い視点で魅力を解説。

しかし、全力のスポーツ走行なら気になるポイントも。これについても詳細に指摘を加えた。
動画はYoutubeで公開中!
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