2022年の鈴鹿8耐でデモ走行し、ミラノショーで正式発表されたカワサキのNinja EV/Z EVが「JAIA輸入電動車普及促進イベント in 神戸」で展示されることが明らかになった。この2台は日本での販売も視野に入れられていることもあり、発売に向けた動きに期待だ。

関西の流行発信地で電動モビリティを広く展示

カワサキモータースジャパンは、2023年7月14~15日に兵庫県神戸市で開催される「JAIA輸入電動車普及促進イベント in 神戸」へ地域連携企業として参加し、2022年のミラノショーに出品したEVニンジャとEV Zを展示する。

関西の流行発信地としても知られている神戸市の旧居留地明石町筋に、輸入4輪車インポーター10社、輸入2輪車インポーター1社、そして充電関連事業者・リサイクル事業者10社参加のもと、各社の輸入電動車の最新ラインナップがお披露目されるが、カワサキはへ地域連携企業としての出展が決まっている。

カワサキは、出品するモデルを「EVモーターサイクル(プロトタイプ)」と呼称しているが、海外ではNinja EV/Z EVという名称で発信されているもの。この2車は、欧州のA1免許に合わせた仕様と発表されており、エンジン車では125cc、15PS以下とされる。

一方、日本の電動バイクの区分は定格出力となるので、これがそのまま小型免許区分になるとは限らない。神戸の展示で新たな情報が発表されるかなどは不明だが、展示を機に日本での発売に向けた進展を期待したい。

Ninja EV [KAWASAKI] 2022年の鈴鹿8耐でデモ走行した電動Zのフルカウル版。タンク部分がフタになっており、着脱式のバッテリーを2個挿入できるようになっている。

Z EV [KAWASAKI] 共通の車体でネイキッド版も用意。日本では再び鈴鹿8耐での情報発信があるのかも注目だ。2023年のモーターサイクルショーでの展示は見送られていた。

バッテリーはタンク部分の奥に2個差し込まれている。バッテリー上部にスペースがあるので、小物入れ等になっているかも知れない。

カワサキは電動やハイブリッドモデル(中央)に加え、水素エンジンのH2(右)も開発し、カーボンニュートラルを目指す。

JAIA輸入電動車普及促進イベント in 神戸

日時:7月14日(金)13:00~19:00
  :7月15日(土)10:00~17:00
​参加費:無料(一般参加者入退場自由) ​
会場:神戸市旧居留地 明石町筋特設会場 ​
主催:日本自動車輸入組合(JAIA) ​​
※イベント概要・出展内容等は変更の可能性があります。

カワサキブース出展場所はCブロック(三井住友銀行 神戸本部ビル前)だ。

ギャラリーページへ

この記事にいいねする


コメントを残す