トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライアンフ最高峰のモダンクラシックラインの2024年の最新モデルとして「Speed 400」と「Scrambler 400 X」がラインナップに加わることを発表した。「Speed 400」は比類なきロードスターの血統を受け継ぐモデルで、「Scrambler 400 X」はScrambler900や初代ファクトリーScramblerのデザインにまで遡ってDNAを受け継いだモデルとなる。

両モデルは来月からインドで先行発売されるが、公式サイトでは国内導入は「2023年末」予定として告知されていることがわかった。気になったら引き続きのチェックが必要だ!

モデル概要

トライアンフの象徴ともいえる、SPEEDとSCRAMBLERのDNA

トライアンフ最高峰のモダンクラシックラインに、比類なきロードスターの血統を受け継ぐSpeed 400。そして力強いScrambler 900と1200や、オフロードバイクの源流となる1950年代の初代ファクトリーScramblerのデザインにまで遡ってDNAを受け継いだScrambler 400 Xが加わる。

2台の新モデルは、英国ヒンクレーで企画・設計され、細部にまで徹底的にこだわって開発された時代を超えるトライアンフのシルエットが特徴。彫刻のような燃料タンク、クラシカルなエンジン形状など、大排気量モデルにも引けを取らない品質、フィーリング、存在感を誇る。

また、伝統的なフィン付きシリンダーヘッドやエギゾーストヘッダークランプなどにみられるトラディショナルなタッチと、アップスウェプトサイレンサーや大胆なグラフィックなどのモダンなディテール、そして目立たぬように配置されたラジエーターやプライマリーサイレンサー付きエグゾーストなど、繊細に組み込まれたテクノロジーの融合もポイントだ。

そのほか、トレードマークのブラックパウダーコーティングによるエンジンケーシング、タフなゴールドアルマイトのフォーク、高品質な塗装、ロゴのディテールなど、上質な仕上げとエレガントなディテールも継承しており、全体にプレミアムな仕上がりになっている。

トライアンフ|Speed 400

トライアンフ|Speed 400

トライアンフ|Scrambler 400 X

トライアンフ|Scrambler 400 X

時代を超越したトライアンフ・デザインとモダンなエッセンスの融合

個性的なトライアンフのタンクグラフィックを彩るSpeed 400には、ツートンカラーで3種類のカラー設定があり、ダイナミックなロードスタースタイルを演出。カラーはカーニバルレッド、カスピアンブルー、ファントムブラックから選ぶことができる。

またScrambler 400 Xには、スタイリッシュでモダンな3種類のカラー設定があり、それぞれにトライアンフの特徴である「スクランブラー」タンクストライプとトライアングルバッジがあしらわれている。カラーは、マットカーキグリーンとフュージョンホワイト、カーニバルレッドとファントムブラック、さらにファントムブラックとシルバーアイスも選択可能だ。

またヘッドライト、ラジエーター、サンプガード、ハンドガード、パッド付きハンドルバーブレース、ロングフロントマッドガードなど、目的に応じた実用的な装備を多く備えており、Scrambler 400 Xのオールロードなスタイルを際立たせている。

新型TRシリーズエンジンを搭載

新型エンジンは、20世紀初頭のレース用シングル、とくにオフロード競技の6Daysトライアルにルーツを持つ、由緒あるトライアンフ「Trophy」の血統から名づけられた。

トライアンフのトレードマークであるモダンクラシックなスタイルと、最先端のエンジニアリングが融合した、最新のフューエルインジェクション・水冷398cc単気筒エンジンが、クラス最高レベルのパフォーマンスを発揮、レスポンスがよく快適なパワー特性と、躍動感のある豊かで個性的なエグゾーストサウンドを実現。

4バルブDOHCシリンダーヘッドや、慣性バランスを最適化したクランクシャフトなど、低速域の乗りやすさを追求したハイクラスな技術を満載。また、フィンガーフォロワーロッカーアームや、フリクションを低減するDLCコーティングの採用により、スムーズな回転と扱いやすさを両立させたエンジンは、排気量以上のパフォーマンスを発揮する。

さらに、6速ギヤによる軽く正確なギヤ選択が可能で、この個性的でトルクフルなエンジンを最大限に活かすことができるよう、絶妙なチューンが施されている。

トライアンフ|Speed 400|Scrambler 400 X|エンジン

軽快で俊敏、そしてダイナミックで信頼感あふれる乗り心地

快適性と操作性を追求したエルゴノミクスにより、Speed 400のシート高は790mm、Scrambler 400 Xのシート高は835mm。それぞれ171kg/180kgと軽量な重量も実現。低速でのハンドリング性能と容易な足つきで、確実なライディングを可能にしている。

また、両モデルともそれぞれの用途に合わせたサスペンションセットアップや専用のシャーシにより、トライアンフの特徴である、操作性が高く、かつダイナミックなハンドリングを実現している。

そのほかの装備

  • パフォーマンスと安全性を高める、ライダー重視の最新の専用テクノロジー
  • 走行性、安全性、コントロール性を高めたライドバイワイヤースロットル
  • Speed 400・Scrambler 400 Xの両方に、切り替え可能なトラクションコントロール
  • デュアルチャンネルABS(Scrambler 400 Xはオフロードモードに切り替え可能)
  • トルクアシストクラッチ
  • スタイリッシュな新型デュアルメーター
  • オールLEDライト
  • イモビライザー

Speed 400(2024)

カーニバルレッド

トライアンフ|Speed 400

カスピアンブルー

トライアンフ|Speed 400

ファントムブラック

トライアンフ|Speed 400

Scrambler 400 X(2024)

カーニバルレッド・ファントムブラック

トライアンフ|Scrambler 400 X

マットカーキ・フュージョンホワイト

トライアンフ|Scrambler 400 X

ファントムブラック・シルバーアイス

トライアンフ|Scrambler 400 X

Speed 400(2024)主要諸元

・全長×全幅×全高:2055×795×1075mm
・ホイールベース:1375mm
・シート高:790mm
・車重:171kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 398cc
・最高出力:40 PS (29 kW) @ 8,000 rpm
・最大トルク:38 Nm @ 6,500 rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70 R17、R=150/60 R17

Scrambler 400 X(2024)主要諸元

・全長×全幅×全高:2115×825×1190mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:835mm
・車重:180kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 398cc
・最高出力:40 PS (29 kW) @ 8,000 rpm
・最大トルク:38 Nm @ 6,500 rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/90 R19、R=140/80 R17

情報提供元[ トライアンフモーターサイクルズジャパン ] ギャラリーページへ

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