オールドレーサーの佇まいを現代に再現!

1930~40年代、チョッパーの源流ともいわれ、いわゆる当時の不良たちが駆る“ストリートレーサー”がボバースタイル。カフェレーサー、チョッパーと並び、SRユーザーの中でも人気の高いカスタムスタイルだが、今回紹介するモーターサイクルズバーン製作のSRも、そんなボバースタイルを忠実に再現した1台だ。
特筆すべきは前後タイヤのサイズ。リア16インチは定番だが、フロントは大胆にも23インチをチョイス。23-16の組み合わせは、ともすればチョッパー的なシルエットになりがちだが、リアのロー&ロング化に加え、Fフォークも7センチと大幅にローダウンすることで、23インチホイールの持つ迫力はそのままに、ボバー特有の低めのシルエットを演出。また、小ぶりなフューエルタンクや幅広のハンドルにサドルシートなど、ツボを押さえたパーツをバランス良くまとめることで、ボバーの持つオールドレーサー感を演出し、当時の雰囲気を現代に甦らせることに成功している。
これまではコンパクトチョッパーやSRらしさを残したクラシカルなスタイルを得意とするイメージが強かったが、ボバースタイルにおいても見事な完成度を誇るマシンを作り出すことで、改めてカスタムにおける懐の深さと力量を示してくれたモーターサイクルズバーン。次はどんな素晴らしいSRを私たちに見せてくれるのか。同店の今後からますます目が離せない。


ボバーらしい幅広のストレートハンドルは、スーサイドクラッチ化などで極限までスッキリされている。ヴィンテージ風のブレーキレバーとハンドルポストにも注目だ。

Fホイールのサイズは大迫力の23インチ!加えてブロックパターンのタイヤや、ヴィンテージ感満載のユニティヘッドライトなど、随所にボバーらしさを感じさせるパーツチョイスだ。

くすんだライトブルーにペイントされたワンオフチョッパータンク。レトロなデザインのピンストライプと相まって、当時の雰囲気を見事に再現している。

オーナー自ら手がけたという見事なカービングが施されたシート。絶妙なヤレ感と、某人気キャラクターを彷彿とさせるオーナーの遊び心溢れるデザインにも注目!

センター出しマフラーは、フレームを縫うような取り回しに加え、バンテージとインナーサイレンサーによって無骨でレーシーな雰囲気を漂わせている。

オールドレーサーらしいシンプルかつ無骨な造形のミッドコンはワンオフ製。高すぎない位置にマウントすることで、乗り味を損ねることなくいかつめなライポジを作り出している。

スーサイドクラッチとジョッキーシフトのセットで、ヴィンテージらしさを強調するとともに、純正にはない「操る楽しさ」を演出。
Custom Spec

| エキゾーストパイプ | ワンオフマフラー |
|---|---|
| キャブレター | TMR |
| ヘッドライト | ユニティー |
| テールランプ | スリムキャッツアイテール |
| ウインカー | スモールブレットウインカー |
| 電装ボックス | ワンオフアルミ製 |
| ミラー | スクエアーミラー |
| スピードメーター | ミニメーター |
| シート | オーナー自作カービングシート |
| ステップ | ミッドコン |
| フューエルタンク | ワンオフチョッパータンク |
| リアフェンダー | ハーレーフェンダー加工 |
| フロントフォーク | 7センチローダウン |
| リアサスペンション | ショートサス |
| スイングアーム | ノーマル5センチ延長加工 |
| Fホイール | 23inch |
| Rホイール | 16inch/シートレール加工 |
2022.01.04
取材協力:モーターサイクルズ・バーン
写真:編集部 文:小川伸晃
2017年10月8日の記事を再編集しました。
情報提供元 [ モトタイムズ ]
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