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LS650 SAVAGE(652cc)
オーナー:Webikeユーザーさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはスズキ「サベージ650」、オーナーは「Webikeユーザー」さんです。
クルーザーといえばVツイン! という時代の常識を打ち壊すスタイルを持っていたのが、1986年に発売されたスズキ「サベージ650」でした。見ての通り、ほとんど垂直に立ち上がった巨大なシリンダーが目を引くエンジンを搭載。ボアスト94mm×94mmというスクエアな燃焼室や、空冷シングルらしい軽量さ(172kg)で、大型クルーザーらしからぬ個性を放つモデルです。
国内では2年しか販売されず、現存する車両も少ないと思われますが、今回はそんなサベージ650を愛車に選んだWebikeユーザーの声をピックアップ。「savage(野蛮)」という名前ながら、ほっそりしたスタイリングはスタイリッシュ。唯一無二の個性的なスタイリングに興味を惹かれたら、インプレッションをぜひ読んでください!

独特なスタイリングからか、サベージ650の海外での人気は高く、北米では2020年まで販売され続けました。

こちらはたてちゃんさんのサベージ650。シンプルなシルエットにはツーリングスタイルもよく似合います。
<MYバイクコメントより>
■購入動機・用途・比較車種
ビッグシングルに乗ってみたくてGBやSRXを探していたところ、アメリカンスタイルのサベージに心を奪われた。
■長所
・デザインの評価は芳しくないようだが、自分はすごく気に入っている
・燃費はリッター20~25キロくらい
・低速からモリモリ出てくるトルクがたまらない
・歯切れの良い排気音
・原付感覚で乗れる軽快さと足付きの良さ
■短所
・荷物の積載は考慮されていない
・トリップメーターは欲しかった
・高速道路では風圧がちとつらい
・整備性は悪い。1か所いじるために複数のパーツを外すことがしばしば。但し構造は単純なので分解が終われば作業は簡単
■これから買う人へのアドバイス
地味な存在ながら乗るのも眺めるのも楽しい、飽きないバイクです。
荷物の積載性や風圧はカスタムパーツを装着することで対処できます。
ノーマルのデザインが気に入っているので普段は装着していませんが、長距離ツーリング時にはリアキャリアとスクリーンを装着しています。
※エンジンは同じスズキのDR650ベースだという方がいますが、ボア×ストロークが異なることや、あちらは油冷の要素が取り込まれていることから別系統と思われます。
サベージ650のユーザーレビューを確認
オーナー平均満足度 3.59
評価人数:32人
新車平均価格:-万円
中古車平均価格:-万円
サベージ650(1986)主要諸元
・全長×全幅×全高:2195×690×1080mm
・ホイールベース:1480mm
・車重:172kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒OHC4バルブ 652cc
・最高出力:30PS/5500rpm
・最大トルク:4.5㎏-m/3000rpm
・燃料タンク容量:10L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=リーディングトレーディング
・タイヤ:F=100/90-19、R=140/80-15
・価格:49万9000円(当時)
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