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Ninja250SL(249cc)
オーナー:Mocaさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはカワサキ「Ninja250SL」、オーナーは「Moca」さんです。
2015、16年の2年間だけ国内販売された「Ninja250SL」は、ニンジャシリーズの中でも異色の存在。オフロードバイクKLX250の水冷DOHC単気筒エンジンを搭載し、名前のSL――「スーパーライト」の通り、車体重量は149kgと超軽量級のスポーツモデルです。皆さんご存知、今もラインナップされているNinja250は並列2気筒エンジンで、重さは172kg。250SLは実に20kg以上軽く、俊敏さや軽快さを好むライダーに愛されました。残念ながら国内では大きな人気は得られなかったものの、海外では現在も販売中で部品供給の点も問題なし。今でも維持しやすい絶版車となっています。
今回はそんなNinja250SLにかつて乗っていたMocaさんのインプレッションをご紹介しましょう!

海外では今なお高い人気を誇るNinja250SL。スポーツマシンの基本を学ぶのにはピッタリの特徴を備えます。

その性能から、現在では新車価格よりも高く取引されている中古車も珍しくありません。
<MYバイクコメントより>
■購入動機・用途・比較車種
Kawasaki Ninja 250 SL (単気筒) 中古車を購入。
販売店の大将に「セルフステアの練習を (今更ながら) ちゃんとしたいなら、一度は絶対前傾バイクに乗るべき」「肩の力を抜いて、腹筋で乗る方法を学びなさい」「首・肩痛くなったら、からだを鍛えなさい」と、(叱られながら) 薦められて。。。
■長所
軽い、速い、安い ! SL (スーパーライト) と謳うだけのことはあり、とにかく車体が軽かったです (151 Kg)。車重 125 cc か? と感じるくらいでした。スタイルが良いと思います。いいバイクでした。乗り方、体重移動等々、SL からは色々教わり、本当にお世話になりました。
■短所
前傾、結構きつかったです。このバイクには軽量メット (できればフルフェイス) 必須です。重いヘルメットだと首、肩壊します (壊れる前に、からだを鍛えるか、軽いヘルメットにしましょう)。車体軽くフルカウルなので、横風・突風を受けると恐ろしかったです。リアブレーキ、効きすぎです。前後ブレーキともに、ABS機能ついてません。
■これから買う人へのアドバイス
セルフステア、峠の練習用、ABSなしのブレーキングの練習用には良いと思います。中古車 (並行輸入車含め)、まだありますので購入可能です。高い位置のステップ、しっかりニーグリップして、フルスロットル!! 気持ちいいですよ。
1年半ほど乗り、愛着あったのですが、そこそこの価格で下取りしてもらえたので、パワーのある Ninja 400 に乗り換えました。
Ninja250SLのユーザーレビューを確認
オーナー平均満足度 3.93
評価人数: 314人
新車平均価格:42.02万円
中古車平均価格: - 万円
Ninja250SL(2016)主要諸元
・全長×全幅×全高:1935×685×1075mm
・ホイールベース:1330mm
・シート高:780mm
・車重:149kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 249cc
・最高出力:29PS/9700rpm
・最大トルク:2.2㎏-m/8200rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=130/70-17
・価格:45万9000円(当時)
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