2022年秋のミラノショーで発表されたイタリア・ファンティックの「Caballero700(キャバレロ700)」の発売時期、価格が発表された。キャバレロシリーズの最大排気量となる本モデルは、ヤマハMT-07と同エンジンを搭載しつつ、最新の電子制御で見た目を裏切らないオフロード走行性能を実現。独特のキャラクターとスペックから、公開当初から話題を集めた。

気になる発売時期は欧州で7月からで、国内導入は今年秋になる予定。カラーバリエーションはレッドとブルーの2色となり、価格はいずれも175万円。問合せはファンティック取り扱いの各ディーラーまで。

クロスプレーン2気筒のハイパフォーマンスなスクランブラー

ファンティックのスクランブラーシリーズ・キャバレロは、これまで125cc/250cc/500ccのミドルクラスでのラインナップ。今回登場のキャバレロ700は、ネオクラシックスタイルなシリーズのデザインを生かしつつ、ヤマハ・MT-07採用の水冷並列2気筒689ccのCP2エンジンを搭載する、シリーズ最大にして最高性能のモデルだ。エンジンスペックはMT-07を超える74PS/9400rpmの出力を発揮するうえ、クロモリ鋼製フレームとマルゾッキ製前後サスペンションを採用。さらにシリーズで初めて搭載されるトラクションコントロール、3段階のライディングモード設定といった電子制御も備えており、オン・オフを問わない高い走行性能に期待が持たれる。

今回発表された情報では、欧州での発売は7月中で、価格は1万ユーロ(約145万円)。日本へは今年秋の導入が予定されており、価格は175万円となる。カラーバリエーションはレッドとブルーの2色ラインナップだ。取り扱いは全国各地のファンティック正規ディーラーで行われる。

Caballero 700

発売日:2023年秋
メーカー希望小売価格:¥1750000

レッド(新色)

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ブルー(新色)

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Caballero 700(2023)主要諸元

軸距:1460㎜/830㎜
シート高:830mm
車両重量175㎏
エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブ・2気筒689㏄
燃料共有装置:EFI(電子制御燃料供給)/スロットルボディ径38㎜
フレーム:高張力鋼クロームモリブデン製スチールフレーム
フロントフォーク:マルゾッキ製VRMシステム、45㎜計倒立式
リアフォーク&サスペンションユニット:マルゾッキ製VRmシステム・モノショック、プログレッシブリンク
タイヤ:110/80R19(F)、150/70R17(R)
ブレーキ:330㎜(F)/245mm(R)ディスク+コーナリングABS(コンチネンタル)
燃料タンク13L
希望小売価格:1,750,000円(10%消費税込)

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