
サーフィンの聖地としても知られるフランス・ビアリッツで行われている、バイクとサーフィン、ライフスタイルの祭典「Wheels and Waves」。第12回となる今年も6月21日から6月25日まで開催中だ。
この祭典にホンダは125ccモデルのカスタムマシンを7台展示。日本のライダーにもおなじみ、モンキー125・ダックス125・グロムの3モデルが、それぞれ7か国のアーティストの手により、強烈に個性的なマシンに生まれ変わった!
今回はその中の1台、イギリス発の「Hold On!」を紹介する。
なんとNOSまで装備した爆走使用のドラッグレーサーグロム!
エド・シーランやアリアナ・グランデのスニーカーをデザインしたことで知られるMatt B Customs(Instagram@mattbcustoms)と、ビルダーのGuy Willison(Instagram@guywillison54)によって手掛けられたGROMのカスタムマシン「Hold On!」は、カウルやタンクこそ純正パーツの雰囲気を残しているものの、ターボチャージャー&ロングスイングアームを搭載したドラッグレーサーだ。さらにNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)まで積んでしまい、ストリートバイクの域を凌駕する存在に! グラフィティアート的なペイントは、高速度で滴る塗料を表現している。
Hold On!
アーティスト:MattB Customs(イギリス)
「私たちの芸術的スタイルを探求し、靴やアクセサリー以外のクレイジーなものに適用するのは、ほとんど非現実的な経験だった。バイクが速すぎてペイントが追いつかないように見せ、ペイントがバイクから滴り落ちているような錯覚を生み出したかった。まさに私たちが望んでいた通りだ!」(意訳)
ビルダー:Guy Willison(イギリス)
「ホンダUKからこのプロジェクトでマットと協力するよう依頼されたとき、私たちが進むべき方向性は1つだけだと感じました。それは、ターボチャージャーを搭載し、亜酸化窒素を注入し、スタイリングとペイントにマッチする『制約のない』ドラッグレーサーだったのです。」(意訳)
Wheels and Wavesとは?
「Wheels And Waves(ホイールス・アンド・ウェーブス)」は2012年から南フランスのビアリッツで開催されている、サーフィンとカスタムバイク、そしてライフスタイルをテーマとしたイベントだ。2023年の開催は6月21日から6月25日の4日間で、サーフィンやスケートボードの競技、バイクによるスプリントレースやフラットトラックレースが大々的に行われ、ファッションやアート関連の出展も盛り上がり、流行の発信地としても注目されている。
Wheels and Waves
https://wheels-and-waves.com/(海外サイト)
情報提供元 [ Honda EU(海外サイト) ]
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