
ロイヤルエンフィールドの日本正規代理店であるピーシーアイは、今年3月に開催した東京モーターサイクルショーで日本初公開した新型車「SUPER METEOR 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル)」を2023年7月26日(水)より発売する。
SUPER METEOR 650はロイヤルエンフィールドの121年の伝統を継承し、高い評価を受けている650cc並列二気筒エンジンと新しいシャシーを組み合わせた、オーセンティックなクルーザーモデルだ。
発売に先立ち、全国の正規代理店では2023年6月20日より予約受付を開始。メーカー希望小売価格979,000円から。
https://news.webike.net/motorcycle/309937/
目次
SUPER METEOR 650概要
SUPER METEOR 650は、ロイヤルエンフィールドが誇るクルーザーモデルの伝統を受け継ぐ1台。
また、2018年以来、数多くの賞を受賞したモデルである、INT 650(アイエヌティ・ロクゴーマル)およびCONTINENTAL GT 650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)に搭載され、世界的に高い評価を得ている648cc並列二気筒エンジンを採用している。
開発にあたり、テストコースはもちろん、ヨーロッパ、アジア各国の高速道路、ワインディングロード、市街地などで100万キロを超える厳しいテストを実施。その結果、非常に信頼性が高く、ライディングが楽しいモデルに仕上がっている。
SUPER METEOR 650には、「SUPER METEOR 650 STANDARD(スーパー・メテオ・ロクゴーマル ・スタンダード)」と「SUPER METEOR 650 TOURER(スーパー・メテオ・ロクゴーマル ・ツアラー)」の2つのバリエーションをラインナップされており、STDにはアストラル・ブラック、アストラル・ブルー、インターステラー・グリーンの3色、ツアラーにはセレスティアル・レッドとセレスティアル・ブルーの2色、合計5つのボディカラーが用意されている。
主要装備
インドとイギリスの2箇所にあり、テクノロジーセンターと呼ばれる先進的な開発部門が開発したSUPER METEOR 650。
整然と配置したスイッチ類とインストルメントパネル、リラックスできるライディングポジションを組み合わせることで、高速道路での極めて安定した走りと、切り返しが続くワイディングロードでの俊敏さを実現。
フレキシブルでスムーズな特性を持つエンジンは力強いトルクを発生し、そのクールでレトロなスタイルには、ロイヤルエンフィールドのDNAをはっきりと見て取ることができる。広大な風景のなかを横断する旅でも、地平線の彼方に向かってひた走る旅でも、SUPER METEOR 650は圧倒的な存在感を放ち、イージー・ライディングでライダーを魅了してくれるだろう。
SUPER METEOR 650は、ライダーにとって安心できる車体サイズと高い実用性を特徴。低い重心、着座面が広く低いシート高、グラマラスな燃料タンクと先端を細くデザインしたシート形状よって構築した流麗なボディラインといった、本格的なクルーザーモデルのディテールを備えている。
クルーザーモデルの重要な差別化要素のひとつであるライディングポジションは、ステップ位置をエンジン前方にあるフォワード・コントロールとし、ワイドなハンドルバーを備えている。
大型の燃料タンクは長い航続距離を可能にし、フロント19インチ/リア16インチのキャストホイールに、専用設計したチューブレスタイヤを装着することで、高速走行における高い走行安定性と安心感を提供。そのダイナミックなデザインと印象的なシルエットによって、たとえ静止していても、いまにも走り出しそうな躍動感溢れる印象を造り上げている。
完全新設計のフレームとスイングアームは、現在ロイヤルエンフィールド傘下であり、フレームのスペシャリストとして世界的に知られるHarris Performance(ハリス・パフォーマンス)社と共同で開発し、英国のテクノロジーセンターでつくられた。それにより、SUPER METEOR 650の設計要件である高速安定性をもたらす低い重心と容易な取り回しを実現。あらゆる経験値のライダーが自信を持ってライディングすることができる。
ライダーの視界とスイッチ類は、開発にあたってクラス最高のデザインとフィット感、仕上げを目指して特別にデザイン。メーターパネルは、時代を超越したエレガントなアナログ・スピードメーターに加え、シフト・インジケーター、燃料計、時計、トリップメーターなどの情報を表示するLCDディスプレイで構成している。
新たに採用されたアジャスター機能付きのクラッチおよびブレーキ・レバーは、レトロなスタイルとスムーズな操作性を提供。人間工学に基づいて設計した樽型グリップには、ロイヤルエンフィールドのロゴがデザインされている。
新しいアルミキャスティングのスイッチボックスは美しいメッキ仕上げ。独自のロータリー型スイッチを採用することで操作性を高め、プレミアムでシックなデザインアイテムとしている。さらにRoyal Enfield Tripper(ロイヤルエンフィールド・トリッパー)と名付けられた、ターン・バイ・ターン式ナビゲーションも全モデルに標準装備。左サイドカバー内に用意されたUSBソケットと相まってロングツーリングでも重宝する。
さらに、ロイヤルエンフィールド初のLEDヘッドライトを採用。クラシカルなヘッドライトが持つデザイン性を活かしながら、LEDヘッドライトの利点をライダーに提供する。
タンクエンブレムも特別にデザインされており、歴史的なロイヤルエンフィールドのデザインにヒントを得てクローム仕上げとし、そこに2色のアクセントをくわえることで、ゴージャスで宝石のような輝きを放っている。
すべてのロイヤルエンフィールド・モーターサイクルと同様、SUPER METEOR 650にもその機能を補完し、さまざまな方法でツーリングをサポートする幅広い純正モーターサイクル・アクセサリーを用意。
SUPER METEOR 650 STANDARDには、スタイリッシュにソロツーリングを楽しむためのオーダーメイドのアクセサリーがラインアップ。バーエンド・ミラー、バーエンド・フィニッシャー、フロント/リアLEDインジケーター、ソロ・フィニッシャー・キット、コンパクト・エンジンガード、切削加工したキャストホイール、デラックス・ライダーフットペグ、シルバー仕上げのサンプガードなどが用意される。また、グランド・ツアラーをテーマにしたSUPER METEOR 650 TOURERには、デラックス・ツーリングシート、ピリオン・バックレスト、ツーリング・フロントスクリーンが標準で装備されている。
さらに、GMA(Genuine Motorcycle Accessories/純正アクセサリー)のさまざまなアイテムを追加して、SUPER METEOR 650を本格的なツアラーに仕立てることも可能。これらにはツーリング・ファット・ハンドルバー、ツーリング・ミラー、デラックス・ライダーフットペグ、LEDフォグライト、エアフライ・エボ・エンジンガード、ブラック・サンプガード、フロント/リアLEDインジケーター、大容量のパニアケースなどがある。
さらに、SUPER METEOR Tシャツ、バッグ、アクセサリーなど、スタイリッシュで高品質なアパレルも登場。SUPER METEOR 650は、ライダーが日常生活から解放され、気の向くままにバイクを走らせるというロマンをサポートし、アパレルやアクセサリーは、そんな世界観を、車両から離れていても感じられるデザインとしている。
SUPER METEOR 650は、広大な空とどこまでも広がる風景を体験し、時間や走行距離に制限されない旅に出ることができるよう開発されたモデル。日本のライダーは、伊豆/箱根/富士/伊勢志摩/道後/桂浜など風光明媚な場所を、この極上のクルーザーでピュアモーターサイクリングを楽しむことができるだろう。
SUPER METEOR 650 STANDARD
- 発売日:2023年7月26日(水)
- メーカー希望小売価格(10%消費税込み)
・SUPER METEOR 650 STANDARD (Astral Black, Astral Blue) :979,000円
・SUPER METEOR 650 STANDARD (Interstellar Green):998,800円

アストラル・ブラック

アストラル・ブルー

インターステラー・グリーン
SUPER METEOR 650 TOURER
- 発売日:2023年7月26日(水)
- メーカー希望小売価格(10%消費税込み):1,039,500円

セレスティアル・レッド

セレスティアル・ブルー
SUPER METEOR 650主要諸元
- 全長×全幅×全高:2,300mm×890mm
- 全高:
Tourer : 1,380mm
Standard : 1,155mm - シート高:740mm
- 車重:
Tourer : 244kg
Standard : 241kg - エンジン:空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ648cc
- 最高出力:34.6kW(47PS)/7,250rpm
- 最大トルク:52.3Nm/5,650rpm
- 燃料タンク容量:15.7L
- 変速機:6速リターン式
- ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
- タイヤ:F=100/90-19、R=150/80 B16
ロイヤルエンフィールド社アジア太平洋市場担当事業責任者コメント
「2022年11月にイタリアで開催されたEICMAでSUPER METEOR 650を発表し、今年1月に全世界で発売を開始して以来、世界各地から大きな反響とともに、日本からも発売を強く求める声を頂いていました。その待望の新型クルーザーモデルを、7月末から日本で発売開始を発表するとともに、本日から予約受付がスタートしたことを嬉しく思います。
SUPER METEOR 650は、日本のバイクカルチャーや道路環境にフィットした、オーセンティックなスタイルと魅力を持ったクルーザーモデルです。その648cc並列二気筒エンジンや車体ジオメトリーを造り込むことによって、あらゆるスピード域でコントロールしやすく、また人間工学に基づいたライディングポジションとクラシカルでモダンな車体デザインで快適な乗車体験も提供します。要するに、高速道路から街乗りまで、あらゆる道路でバイクに乗る楽しさを表現したモデルなのです。
ロイヤルエンフィールドは世界中に濃厚なライダーコミュニティを持っています。また日本には、レジャーとしてバイクを楽しむ成熟した文化があります。我々は、その両方のライダーたちから多くのフィードバックを受け取っています。そして、彼らにとって完璧なバイクを提供できるよう、モデル開発を続けています。
SUPER METEOR 650はその最新モデルであり、これまでクルーザーモデルを体験したことがないライダーを含め、すべてのライダーにバイクでクルージングする楽しさを感じて頂くために開発しました。SUPER METEOR 650で走り出せば、その楽しさをご理解頂けると信じています」(Anuj Dua)
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