
「全部80点」が、実はすごい
トリッカーに乗ったことがない人は、トリッカーに対してどんなイメージを持っているのだろう。オンロードでもオフロードでもなく、トライアルともネイキッドとも呼びにくい。「きっと乗り味も中途半端なんだろうな」そんなイメージを持っているのではないだろうか。
僕が初めてトリッカーを見た時の印象は、"スズキ ストリートマジック(ストマジ)"を大きくしたようなバイク"だ。
メーカーは違えど、「とにかく遊ぶのが楽しい」という、根底にあるコンセプトに通じるものを感じた。
ストリート、高速走行、オフロード走行、カスタム、トライアルを真似た遊び・・・これだけのバイクジャンルを跨いで、しかもそのいずれもそこそこ高いレベルで楽しめてしまう。250ccだから車検が無いのも大きな魅力だろう。
現行モデルで、こんな万能バイクはなかなか思い当たらない。「何をやっても80点!」トリッカーはそんな凄いバイクなのだ。
約20年の長きにわたり愛されてきたトリッカーだが、兄貴分のセローとともに生産終了になってしまった。
まだ新車が残っているいま、あらためてトリッカーに目を向けてみるのも良いかと思う。
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