
2022年12月に発売された新型レブル250は、4月5日に届け出されたリコールにより供給が止まっていたが、夏ごろから回復する見込みだ。他にもCT125ハンターカブも在庫量が整いつつあるようだ。
レブル250は4月のリコールを経て販売状況が回復へ
コロナ禍の物流停滞や後の半導体不足によってバイクの新車供給が不安定になって久しいが、Webike Plusの調べでホンダのレブル250とCT125ハンターカブの新車供給が好転傾向にあることが分かった。ともに軽二輪クラスと原付二種の人気モデルだけに影響は大きいだろう。
レブル250は、2022年12月に排ガス規制に対応した新型が発売されたが、4月のリコール対策で供給が止まっており、これが夏ごろには販売が大幅に回復するという情報だ。12月に排ガス規制に対応した新型CT125ハンターカブは、店によっては在庫も潤沢で即納状態だという。
これに伴い中古車相場は下落傾向で、レブル250は5月には新車価格を下回っている(Webikeバイク選び)。ただし、車種によってはまだまだ品不足で、ダックス125は納車まで時間がかかるケースが多く、こちらの中古平均価格は52万円を超えている(Webikeバイク選び)。

レブル250 [HONDA] 排ガス規制に対応し新色をラインナップしたレブル250。8月分の受注分でバックオーダーが解消していく見込みだ。

250ccクラスのベストセラーだけに新車供給が安定することで中高相場へも影響。こちらはWebikeバイク選びの本体価格の推移のグラフで、5月には中古価格が60万3800円まで下落した。

CT125ハンターカブ [HONDA] 125ccではPCXに次ぐ販売数の人気車だが、しばらく新車が納車されない状況が続いていた。現在供給はかなり安定している。
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