
栃木県「モビリティリゾートもてぎ」にて、黎明期から現代にいたるホンダの珠玉の名車を展示・保存しているミュージアム「ホンダコレクションホール」。その収蔵品はどんなに古いモデルであっても、走行可能な状態にメンテナンスが維持された動態保存が行われている。
ホンダは「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」シリーズにて、これらの車両の実走行シーンを公開中。往時の名車たちがフルノーマル&ベストコンディションで快音を上げる貴重な動画資料だ。
XL Degree(1991年)
'91年発売の「XLディグリー」は、空冷OHCの「XL」シリーズのネーミングを踏襲しつつも、水冷化したDOHCエンジンを搭載した新機軸のオフロードモデル。足つきもよくパワフルで、オンロード性能も評価の高い、マルチパーパスなモデルだったが、'95年には生産を終了している。
XL Degree(1991)主要諸元
・全長×全幅×全高:2100mm×815mm×1155mm
・ホイールベース:1360mm
・車体重量:129kg
・エンジン:4サイクル水冷DOHC 単気筒 249cc
・最高出力:25PS/8000rpm
・最大トルク:2.5kgf/6500rpm
・タイヤ:(F)2.75-21/(R)4.60-18
・販売価格(当時):37万9000円
情報提供元 [ Honda Collection Hall ]
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