
BMWは海外にて、新型スポーツツアラー「M1000XR」のプロトタイプを発表した。既に「M1000R」「M1000RR」が発売されているBMWトップエンドクラス「Mシリーズ」の、3機種目にあたるモデルとなる。
Mシリーズ共通のハイポテンシャルを発揮!プロモーションムービーも公開
「M1000XR」の現在公開されている情報は、S1000RR採用の直列4気筒エンジンをベースとした最高出力147kW(197hp)のパワーユニットを搭載、装備重量は223kgとなり、最高速度は280kmを発揮する。現行モデルの「S1000XR」は出力121Nm(165hp)、重量228kgというスペックであり、大幅なパワーアップを果たしていることがわかる。
装備面ではMシリーズ共通の「Mブレーキ」を採用。WEC(スーパーバイク世界選手権)参戦経験からフィードバックされた技術が投入されたラジアルマウントの4ピストンキャリパーで、ロゴとブルーの陽極酸化コーティングが施されたスペシャルな仕様だ。
スタイリング面は現行のS1000XRを踏襲、Mシリーズ共通の大型ウイングレットを備えており、高速域でのダウンフォースを見据えた空力性能を重視したデザインを持つ。
価格、発売時期といった詳細情報は未公開だが、BMWは2023年中には続報を発表するとしている。国内ライダーにも注目必至の新モデルだ。

「Mシリーズ」3モデル目となった「M1000XR」。既に前2モデルは国内導入されているため、M1000XRの導入にも期待大。

Mシリーズのコンセプト通り、ベースモデルのSシリーズからエンジン、装備を強化したポテンシャルを持つ。M1000XRはS1000XRから32hpのパワーアップを果たした。

価格等の詳細な情報は未発表だが、BMWは2023年後半には続報を公開するとしている。
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情報提供元 [ BMW Motorrad ]
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