大阪モーターサイクルショーでデビューした新型エリミネーターがアメリカや欧州でも発表された。すでにタイでも発表されていた同車だが、意表をつくのが451ccの排気量だ。

日本の400cc仕様よりもストロークを6.8mmアップ

2018年型のニンジャ400向けに完全新作された並列2気筒エンジンを搭載した新型エリミネーターは、日本ではニンジャ400と同じ399ccの排気量を採用していた。ところが、欧米向けは意表をつく451ccに拡大されたエンジンを採用して登場した。

ニンジャ400のエンジンを6.8mmストロークアップさせており、アメリカ仕様で最大トルクは4.38kg-mを発揮。国内の399cc仕様は3.8kg-mなので、15%ほどトルクアップしている。最高出力はオーストラリア仕様で45PSとなっており、400cc版の48PSより抑えられている。

この排気量設定は、レブル500に対抗するためだと思われる。日本ではレブル250が大人気だが、欧米では500が主力。レブル500の排気量は471ccなので451ccのエリミネーター欧米仕様はこれにかなり肉薄するのだ。ともに並列2気筒エンジンなのでライバル対決は必至だ。

アメリカや欧州でもスタンダードとビキニカウル&フォークブーツ仕様をラインナップするのは日本と同じ。一方で国内SEの特徴であるドライブレコーダーは採用していない。カラーリングはアメリカのSEに用意されたオレンジが新鮮なイメージだ。

ELIMINATOR SE [KAWSAKI] アメリカ仕様のSEに設定されたオレンジ×エボニーはハーレー風!? このカラーリングは日本でも出して欲しい。

ELIMINATOR [KAWASAKI] アメリカのSTDに用意されたグレーも新型エリミネーターにマッチしている。

エリミネーター/SE北米仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2250×785×1100【1140】mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:735mm
・車重:176【177】kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 451cc
・最高出力:45PS/9000rpm(オーストラリア仕様)
・最大トルク:4.38kg-m/7500rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/70-18、R=150/80-16
※【 】はSE

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コメント一覧
  1. 匿名 より:

    かっこええなぁ

  2. 匿名 より:

    欧州仕様と共通だろうから、欧州A2免許の上限、48馬力でしょうね。

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