本来であれば2022年初夏に国内発売予定だったが新型ヴェルシス650がついに2023年秋に国内発売になるようだ。2022年4月に発売延期がアナウンスされていたが、間もなく正式発表されるだろう。

並列2気筒アドベンチャーに前後17インチホイールで対抗

2023年にホンダのXL750トランザルプやスズキのVストローム800DEがブランニューでデビューし、ヤマハのテネレ700に続くミドルクラスアドベンチャーが注目されている。どのモデルも並列2気筒エンジンにフロント21インチ、リア17~18インチホイールを装備している。

カワサキが2023年秋に発売すると予想されるヴェルシス650は、並列2気筒エンジンは同じだが、前後17インチホイールにオンロードラジアルタイヤを装備。アドベンチャータイプのロングストロークサスでありながら、舗装路でのスポーツ性能を重視しているのだ。

新型ヴェルシス650は海外では2022年型でモデルチェンジし、ヴェルシス1000譲りのスタイルに刷新。さらにスマホ連携ができるカラーTFTメーターやトラクションコントロールを採用した。本来であれば国内でも2022年夏に発売予定だったものが、現在に至るまで延期中だ。

最新情報では、新型ヴェルシス650は2023年秋に国内で発売されると予想される。価格は不明だが、ライバルのXL750トランザルプ(126万5000円)、Vストローム800DE(132万円)、テネレ700(134万2000円)よりも安価な価格設定が期待される。

VERSYS650 [KAWASAKI] 最新の電子制御を採用しスタイルも刷新した。前後17インチホイールはカワサキだけの特徴でいよいよ2023年秋に国内発売されそうだ。

エンジンは並列2気筒649ccを搭載。2007年の初代ヴェルシスから受け継がれてきているもので他社と異なる180度クランクのスポーティな特性だ。シャーシも初代から基本は不変だ。

フルオプションを装着すれば、二人乗りのロングツーリングも快適なアドベンチャーツアラー。新型のスクリーンは工具なしで4段階、80mmの範囲で調整可能だ。

2022年型ヴェルシス650欧州仕様主要諸元

・全長×全幅×全高:2165×840×1360-1420mm
・ホイールベース:1415mm
・シート高:845mm
・車重:219kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 649cc
・最高出力:67PS/8500rpm
・最大トルク:6.2㎏-m/7000rpm
・燃料タンク容量:21L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=160/60ZR17

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コメント一覧
  1. トグサ より:

    いや、テネレやトランザルプに対抗するならKLR650だせよ。

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