排ガス規制の影響で国内仕様の生産が終了しているホンダのCBR600RRとカワサキのZX-6Rが近々復活しそうだ。カワサキはアメリカで新型ZX-6Rを6月6日に発表する可能性があり、ほぼ同時期に新型600ccスーパースポーツがそろい踏みするかも知れない。

ホンダ、カワサキとも日本での発売は濃厚

2020年でヤマハのYZF-R6公道仕様車の販売が終了し、スズキのGSX-R600は北米など限られた地域での販売のみとなっている600ccスーパースポーツ。国内でも令和2年排ガス規制の影響でホンダCBR600RRやカワサキZX-6Rは日本向けの生産が終了している。

つまり、店舗在庫が売り切れた時点で日本メーカーの600ccスーパースポーツの国内新車販売は途絶えることになり、このまま過去のものになってしまうのか注目が集まっていた。だが、Webike Plus編集部が得た情報によると今後も販売が続けられそうだ。

新情報は、ホンダの新型CBR600RRが、8月4~6日に開催される鈴鹿8耐でお披露目されるかも知れないということ。市販予定車として車両が公開されるのか正式発表されるかは不明だが、その際にCBR600RRの20周年のお祝いも同時に実施されるだろう。

CBR600RRは、2020年にフルモデルチェンジを実施しており、新型は排ガス規制対応が主な内容になりそう。スタイルの変更はないと思われるが、ウイングレットを採用するなど日本メーカーの600ccスーパースポーツでは最も進化しており、戦闘力は十分高いはずだ。

CBR600RR(2020年) [HONDA] アジア選手権などでの戦闘力アップを目的にエンジンやシャーシなど刷新した現行型。ユーロ5には対応せず日本やアジアでのみ発売された。

現行CBR600RRはカムシャフトやバルブスプリング、シリンダーヘッドを新作。特にヘッドは冷却水の容積を拡大することで、レースでは16500rpmの高回転化を可能にした。

現行CBR600RRは電子制御スロットルを採用しライディングモードも導入。また、チューニング時のパワーアップに対応するためスロットルボアを径40→44mmに拡大した。

現行CBR600RRはウイングレットで操縦安定性を高めるとともに、増えた分の空気抵抗はタンクの窪みを増やしてライダーの頭の位置を下げることで調整している。

新型ZX-6Rはスマホ対応のスピードメーターを採用か

カワサキの新型ZX-6Rはメーターがスマホ対応のカラーTFTメーターになると予想される。マイナーチェンジではなくモデルチェンジされるという情報なので、スタイルやメカニズムもアップデートされる可能性が高いだろう。

アメリカで6月6日に発表が予定されているニューモデルが日本でも2024年に発売が見込まれる新型ZX-6Rと一致するかは不明だが、新しいイメージでデビューすると盛り上がるはず。続報に注目!

Ninja ZX-6R(2019年) [KAWASAKI] モデルチェンジとともに国内正規販売が開始されたZX-6R。2013年型をベースにスタイルや足まわりをアップデートした。

カワサキが各車に配備を進めている4.3インチカラーTFT液晶スクリーンは、新型ZX-6Rでも採用されるだろう。多彩な表示が可能でスマホアプリとも連携できる。写真はZX-25R。

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