栃木県「モビリティリゾートもてぎ」にて、黎明期から現代にいたるホンダの珠玉の名車を展示・保存しているミュージアム「ホンダコレクションホール」。その収蔵品はどんなに古いモデルであっても、走行可能な状態にメンテナンスが維持された動態保存が行われている。
ホンダは「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」シリーズにて、これらの車両の実走行シーンを公開中。往時の名車たちがフルノーマル&ベストコンディションで快音を上げる貴重な動画資料だ。
CB350four(1972年)
ホンダがミドルクラスに投入した初めての直列四気筒モデルが「CB350four」だった。大柄なCB750fourに対し小柄だが、4本出しのエキゾーストシステムやフロントディスクブレーキといった、当時のミドルバイクとしてはオーバースペックなまでの装備を誇った。のちに「CB400four」へ進化し姿を消した本モデルだが、独特のえぐりタンクのたたずまいに人気は上昇。現在では希少なモデルとなった。
CB350four(1972)主要諸元
・全長×全幅×全高:2070mm×780mm×1090mm
・ホイールベース:1355mm
・車体重量:184kg
・エンジン:4サイクル空冷OHC 並列4気筒 347cc
・最高出力:34PS/9500rpm
・最大トルク:2.7kgf/8000rpm
・タイヤ:(F)3.00-18 / (R)3.50-18
・販売価格(当時):26万5000円
情報提供元 [ Honda Collection Hall ]
この記事にいいねする