異端のライムグリーン

「KR250」というバイクには2種類ある。1つは、コーク・バリントンやアントン・マンクのライドで圧倒的な強さを見せ、世界GPにカワサキ黄金期を築いたワークスマシンのKR250。そしてもう1つが、そのワークスマシンの技術を受け継いだ市販モデルのKR250である。

市販のKRが発売されたのは84年。最強のワークスマシンの名称をそのまま受け継ぐレーサーレプリカ登場とあって、当然ながら大きな注目を集めることになった。国内発表の行なわれた富士スピードウェイには、清原明彦氏を筆頭に南アフリカからコーク・バリントンが来日するなど、カワサキが賭ける熱意は誰の目にも明らかだった。

流線型のカウリングをまとっていたレーサーに対して、市販KRは若干、GPZ系の匂いがするエッジの効いたデザイン。スタイルこそ違いはあるが、メカニズムにはレースでつちかわれたノウハウがふんだんにフィードバックされてていた。

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情報提供元 [ カワサキイチバン ]

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