
栃木県「モビリティリゾートもてぎ」にて、黎明期から現代にいたるホンダの珠玉の名車を展示・保存しているミュージアム「ホンダコレクションホール」。その収蔵品はどんなに古いモデルであっても、走行可能な状態にメンテナンスが維持された動態保存が行われている。
ホンダは「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」シリーズにて、これらの車両の実走行シーンを公開中。往時の名車たちがフルノーマル&ベストコンディションで快音を上げる貴重な動画資料だ。
VFR1200F(2010年)
'80年代から続いた、V型4気筒のハイポテンシャルなエンジンを搭載したホンダ「VFR」シリーズ。2010年に発売された「VFR1200F」はその中でもツアラーとして完成度を高めたモデルだった。新設計のOHCエンジンは振動も軽減。ホンダで初めて電子スロットル、「デュアルクラッチトランスミッション(DCT)」を採用したマシンでもある。
2013年には販売を終了してしまったが、ロングツアラーとしての性能には高い評価があり、現在でも根強いファンを持つ名車なのだ!
VFR1200F(2010)主要諸元
・全長×全幅×全高:2250mm×755mm×1220mm
・ホイールベース:1545mm
・車体重量:268kg
・エンジン:4サイクル水冷OHC V型4気筒 1236cc
・最高出力:82kW(111PS)/8500rpm
・最大トルク:11.3kgf(111Nm)/6000rpm
・タイヤ:(F)120/70ZR17 / (R)190/55ZR17
・販売価格(当時):157万5000円
情報提供元 [ Honda Collection Hall ]
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