ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ホンダ「クロスカブ110」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけホンダ「クロスカブ110」ってこういうバイク!!

ホンダ クロスカブ110

ホンダのスーパーカブシリーズには現在、ベーシックなスーパーカブ110/50に、史上最もゴージャスなスーパーカブC125、オフロードテイストの強いCT125・ハンターカブなどなど、たくさんのバリエーションモデルがラインナップしており、今回紹介するクロスカブシリーズは、その中でアウトドアイメージの強いスーパーカブになります。

スーパーカブというと、新聞配達をはじめとする“お仕事用”というイメージが強いですが、クロスカブはキャンプツーリングなどのアウトドア遊びが似合う趣味性の高い乗り物になっています。

基本的な車体構成はスーパーカブシリーズと共用するも、クロスカブシリーズはスーパーカブのアイコンとも言えるレッグシールドがないスリムでスポーティなデザインを採用し、カラーリングも趣味性の高いポップなカラーリングとなっています(初代クロスカブにはレッグシールドがありました)。

ベースモデルであるスーパーカブシリーズ同様、排気量違いのクロスカブ110とクロスカブ50をラインナップしており、よくみるとこの2台はタイヤの大きさがちょっと違っています。クロスカブ110のホイールはスーパーカブ定番の前後17インチサイズなのに対し、クロスカブ50は、ひとまわり小さい14インチサイズのホイールを採用。これはクロスカブ50が、スーパーカブ50プロをベースとしているからであり、タイヤが小さいぶんシート高が下がって足つきが良くなり、非常に小回りが効きます。

クロスカブ110に関しては2022年のモデルチェンジでABS装着義務に対応しており、フロントブレーキがドラムブレーキからディスクブレーキ化するとともに、ホイールもスポークホイールからキャストホイールへと変更、タイヤもチューブタイプからチューブレスタイプになっています。

乗り味に関してもそれまでのモデルに比べて格段にブレーキ性能が高くなっており、キャストホイールのおかげでコーナリング時のフィーリングも軽快なキャラクターへと進化しました。

Webikeユーザーはクロスカブ110をどう感じている?

ホンダ クロスカブ110 オーナーレビュー

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CROSS CUB 110
新車平均本体価格:36.43万円
中古車本体価格:35.53万円
口コミ件数:110件
※データは2023年5月18日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で4.33(評価人数:1,083人)

特筆すべきは平均評価が4.33点という高評価を得ていることでしょう。なかでもとりまわしと燃費は4.7点を超えており、通勤からちょっとしたツーリングまで気軽に乗れる、オールマイティさが好評のようです。

一方、4点に至らなかった「走り」の短所としては「上り坂でパワー不足を感じる」、「高速道路に乗れない」などのコメントが見られました。

クロスカブ110のざっくりまとめ

ホンダ クロスカブ110

よいところ

・アップライトなポジションは楽ちん
・燃費がいい
・アフターパーツが多い
・リアキャリアが大きいので積載性抜群

悪いところ

・幻の5速を探してしまう
・高速域でのエンジンの伸び不足
・煽られて怖い
・燃料タンク容量が少ない

クロスカブ110オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

ホンダ クロスカブ110のオーナーレビュー

購入動機・用途・比較車種 ハンターは高い、手に入りにくい
クロスカブは手頃で気兼ねなく乗れる
長所・満足な点 通勤メイン、時々キャンプツーリング
ワイディング(下り坂のみ)、未舗装路等それなりに走れる。荷物もリアキャリアが大きいので積載性抜群
短所・不満な点 上り坂が登らない。車に気を使いながら運転する必要がある。排気量それなりだから割り切りが必要かと。
荷物を積載したとき、純正のサイドスタンドだと倒れ過ぎて不安定。

ホンダ クロスカブ110のオーナーレビュー

購入動機・用途・比較車種 日常の足、買い物の足、ツーリング。
長所・満足な点 遊び心満載のデザイン、取り回し抜群の車重、驚異の燃費、各種メンテナンスに掛かる費用の安さ、豊富なカスタムパーツなどなど文句のない一台だと思います。
短所・不満な点 1つは燃料タンクが少ないので燃費が良いとは言えロングツーリングに行く場合は燃料の残量を少し気にしてあげないといけません。
ただ、一度の給油量が4リットルほどですし300km程度は走れるので経済的なバイクである事は間違いないです。

もう1つは1速のギアがかなり使いづらいです。カブ特有のエンジンブレーキが強烈なので日常的に酷い坂道とかではなければ2速からでいいかなと。

スプロケットを14丁→15丁に変えると結構改善されるので是非とも。

これから買う人へのアドバイス クロスカブ110は価格が高い部類に入りますが価格以上の見返りがある、そんなバイクだと思います。
高速道路、バイパス等を走れないという弱点もありますがのんびり走れますし運転をする楽しさもそして維持する費用の安さも魅力です。

ホンダ クロスカブ110のオーナーレビュー

購入動機・用途・比較車種 良く効くブレーキのカブが欲しくて購入。
初代クロスカブ(JA10)とカブ2台体制になりました。
長所・満足な点 (JA10と比較して)
もう一台所有している初代クロスカブ(JA10)と比較したコメントになります

新しく【ロングストロークになったエンジン】は、体感的トルク曲線に落ち込みの谷が無く、80km/hまでスムーズに走ります。

1速←→2速がクロス(近く)になっており、使える1速になりました。
スプロケ変更は今のところ必要なし。
新たに設定された【時計】【トリップメーター】【燃費計】【シフトインジケーター】はなにかと便利。
今回大きな変更である【フロントディスクブレーキ】はさすがの効き。
スーパーカブ(JA59)の1ポットキャリパーに対してクロスカブは何故か2ポットキャリパー。きっとこっちのほうが効くはず。
【ABS】もきちんと仕事してます。
【キャストホイール】になったことで、パンク時の瞬間空気抜けの恐怖から解放されました。

とにかくこれ、全く違うカブになった感じで、いい意味で「普通のバイク」になった印象です。

短所・不満な点 (JA10と比較して)

やはり【レッグシールド無し】は”守られてる感”が無く、寒い冬の今は足腰が冷えます
ここは好みの問題ですが、レッグシールドは欲しいところでした。

【ミラー】が小さい。
デザイン重視なのかコストの問題なのか、いわゆる”Z2ミラー”をショボくした感じで、面積が小さく後ろが見えにくいです。ここはJA10のほうがコストが掛かってますね。

メーター内の【燃費計】ですが、満タン法での計測と比べると結構いいかげん。
参考程度にするぐらいですかね。

キャストホイールは段差の突き上げがダイレクトに伝わってくるため、ノーマルの【サスペンション(特にリア)】は社外品に変えたいところです。
JA10のスポークホイールの良さと、なぜオフ車がスポークホイールを採用しているのかの理由を思い出させてくれます。

【その他】大型バイクも持ってますが、そちらに乗らなくなるというカブ主あるあるが有ります

これから買う人へのアドバイス カブが欲しいと思う人の理由はそれぞれですが、これは絶対にお勧めです。
カジュアルに乗るのも、旅をするのも、リュック背負ってウーバー〇ーツで頑張るのも、すべての期待に応えてくれる数少ない乗り物です。
もちろん頑丈さはカブシリーズです、心配ありません。

これを手に入れて、全国のカブミーティングでお会いしましょう。

 

 

クロスカブ110のライバルをチェックする

クラッチレバー操作のいらない自動遠心クラッチを採用したことで小型二輪のAT限定免許で運転できるスーパーカブシリーズにはたくさんのバリエーションモデルが存在しており、購入検討の際には非常に悩んでしまうところです。中でもクロスカブ110とキャラクターの似ているCT125・ハンターカブとの違いやキャラクターの住み分けは誰もが気になるところでしょう。

両者ともアウトドアイメージが強く、キャンプツーリングなどが似合うところは一緒ですが、乗り比べてみると全く違う走りのキャラクターに驚くと思います。

まず第一にサイズ感は、スーパーカブシリーズらしいコンパクトなクロスカブ110に対し、CT125・ハンターカブはひとまわり車格が大きく感じます。これはクロスカブ110が、スーパーカブで一般的なユニットステアというコンパクトなステアリング機構を採用しているのに対し、CT125・ハンターカブは通常のオートバイと同じようにフロントフォークがハンドル近くまで伸びたステアリング構造を採用していることが大きいでしょう。

走りに関してもCT125・ハンターカブはこのフロントフォーク構造のおかげでよりスポーティな走りが可能で、フレームなどの車体構成に関してもスーパーカブシリーズの中では最も剛性が高くスピードレンジが高めに設定されている印象を受けます。こう書くとCT125・ハンターカブの方がスポーティで高性能という印象を持ってしますかもしれませんが、そこはキャラクターの違いです。

クロスカブの魅力は、コンパクトで小回りの効くスーパーカブらしい牧歌的な雰囲気を楽しめるというところです。CT125・ハンターカブではついついスピードを上げて走りたくなるようなシチュエーションでも、クロスカブ110ならお散歩気分でトコトコと走っているだけで十分楽しさを感じられます。

高速巡航が得意なCT125・ハンターカブに対し、お散歩のような走りが得意なのがクロスカブ110というわけです。よりスーパーカブらしい牧歌的な走りを求めるならクロスカブ110が最適解というわけです。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!

※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年5月18日現在です。

HONDA CT125 ハンターカブ

ホンダ CT125 ハンターカブ オーナーレビュー

オーナー平均満足度:4.40(評価人数: 1,013人)
新車平均本体価格:45.74万円
中古車平均本体価格:49.39万円
口コミ件数:52件

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コメント一覧
  1. なかじ~ より:

    昔働いていたバイク屋で、CT-110は国内仕様も販売していたのですが、並行輸入を入れていたので北米仕様を購入。後付けでハンドル折畳み機構やサブタンクを組み込んでました。
    何十年振りかでCC110を購入しました。最後に乗っていたのが250㏄で10年くらいは空いていた感じです。
    ついCT-125と比較してしまいがちだと思いますが、個人的にはC125との比較でした。でも細身なスタイルとスマートキー以外はそれ程魅力的だとは思いませんでしたね。
    購入した店が自宅から結構遠かったのですが、納車からの帰宅も楽しかったです。
    今はセンターキャリアと、エクステンションのリアキャリアを付けてリアボックスと二人乗りできる仕様にしています。
    単純にインジェクションは初めてだったのですがキャブ車と遜色ない感じ(仲間内ではキャブ90㏄と同等と言われるが‥)ですし、フォークもテレスコピックになっていますので快適です。
    先日、浦和から土浦・霞ヶ浦まで仕事で行きましたが、なかなか快適でした。
    キャストホイール&チューブレスタイヤは良い走行性能と良好な旋回性があります。
    今のところ不満は燃料計くらいですかね?アテにならないので感で走っています。アヴェレージも、まぁあんなもんでしょう。それにギアポジションいらないですね。
    良くロータリー4速が‥と言われますが、そんなのは割り切りでしょう。贅沢言ったらキリがありません。楽しく走りましょう。

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ホンダ クロスカブ110の価格情報

ホンダ クロスカブ110

ホンダ クロスカブ110

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