オーナーが語る！ロイヤルエンフィールド「Himalayan」ってぶっちゃけどうなのよ！？【オーナーレビューまとめ】
HIMALAYAN
4,500
0
3
共有
リンクをコピー
X
Facebook
保存
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ロイヤルエンフィールド「Himalayan」についてオーナーの生の声をお届けします！
目次
ぶっちゃけロイヤルエンフィールド「Himalayan」ってこういうバイク！！
Himalayanは、ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーツアラーです。デビューは2018年、車名は、ロイヤルエンフィールドが本拠地をおく、インドの北側に位置する“世界の屋根”ことヒマラヤ山脈を駆け抜けるイメージから名付けられました。ちなみにデビュー当初の日本語表記は「ヒマラヤン」でしたが、現在は「ヒマラヤ」に統一されています。
搭載するエンジンは、排気量411ccの空冷単気筒SOHC2バルブ。革新的なメカニズムや、驚きのスペックといったトピックはありませんが、これにはHimalayanの誕生に関わる理由があります。ロイヤルエンフィールドは、インドの巨大オートモーティブ企業であるアイシャーグループのブランドです。同社のCEOが、ヒマラヤツーリングを楽しんでいた時、自然災害に遭遇し旅の中断を余儀なくされたことがあったのだそうです。極限状態では何よりも信頼性が重要と気付かされたことで、Himalayanには目新しさはなくとも、絶対的な信頼が置けるシンプルなエンジンが選ばれたということなのだそうです。
Himalayanのシート高は800mm。大柄な車体が多いアドベンチャーツアラーとしては、かなりフレンドリーなスペックです。これは、メイン市場であるインドでは成人男性の平均身長が165cm程度と小柄な人が多いことが主な理由ですが、車格の問題でアドベンチャーツアラーを愛車に選ぶことを諦めていたライダーには朗報です。その分、サスペンションのホイールトラベル量はフロントフォークが200mm、リヤサスペンションは180mmと少し控えめになってはいますが、林道ツーリングレベルであれば問題なくこなしてくれます。コンパクトな車体は、滅多に遭遇しない過酷な悪路での走破性より、日常使用や一般的なツーリングで使い勝手の良さが威力を発揮するのです。とはいえ、タイヤサイズはフロント21インチ、リヤ17インチのフルサイズですから、悪路走破性の向上を望んだ時には、よりハイスペックなタイヤの装着が可能です。
アドベンチャーツアラーは長距離走行性能の快適性や、悪路での走破性を重視するため、最新の電子制御が多く盛り込まれた車両が多く存在します。その点、Himalayanの電子制御はABSのみ。これにも理由があり、やはり極限状態でのタフさを狙い、複雑なシステムの採用は避けられているのです。ですが、オフロード走行も見据えたアドベンチャーツアラーですから、アグレッシブのダート走行を見据えて、リアのABSのみキャンセル可能な機能も備えています。
アナログとLCDパネルのコンビメーターも、電子的なオペレーションがされており、デジタルコンパスまで備えています。電子制御化が“出来ない”のではなく“あえてしない”のがHimalayan。走る、曲がる、止まるの基本性能の部分は極力シンプルに作り込み、信頼性を追求したヘビーデューティな旅の相棒なのです。
WebikeユーザーはHimalayanをどう感じている？
Himalayan
新車平均本体価格：84.85万円
中古車本体価格：59.4万円
口コミ件数：6件
※データは2023年5月12日現在
オーナー平均満足度は5点満点中で3.91（評価人数：24人）
特筆すべきは、とりまわし・燃費・ルックス・積載性が4点を超えていることでしょう。なかでも4.71点のルックスについては「動画を見て一目惚れした」という声も見られました。
一方、惜しくも4点に至らなかったメンテナンス性や走りも3点台なので、総合力の高さがうかがえます。
Himalayanのざっくりまとめ
よいところ
・急かされない乗り味
・素直なハンドリング
・人と被らない
・足つきの良さ
悪いところ
・見た目ほどオフ走行には向いてない
・各パーツの作りが安っぽい
・始動性が悪い
・情報やカスタムパーツが少ない
Himalayanオーナーの声
ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。
| 購入動機・用途・比較車種 | クラシック350と乗り比べ、本命だったクラシックより気に入って購入 |
|---|---|
| 長所・満足な点 | クラシカルな外見、急かされない乗り味でオジサンには最適かな、普段着みたいな格好で乗っても違和感が少ない |
| 短所・不満な点 | ディーラーが少ない、情報も少ない、カスタムパーツも少ない、排気量・ロングストロークという事から期待していた程のトルク感が無い(特に2，000rpm付近) |
| これから買う人へのアドバイス | 自分も乗り始めてからの期間が短いので特に言える事は無いが、気になっている方は是非試乗する事をお勧めします。 |
| 購入動機・用途・比較車種 | アドベンチャーバイクを選ぶ際に、足つき（低身長な為）、車体の大きさを考えた時にちょうどよさそうだった事と、ロイヤルエンフィールドを扱うバイク屋が近くにあったこと。 |
|---|---|
| 長所・満足な点 | 足つきの良さ、積載性、荒れた道での安定性は抜群にいいです。乗っている人がほとんどいない事。価格が安い。 |
| 短所・不満な点 | 日本車と比べた時の細かい所のクオリティ。 4000回転~5000回転時のビビり音とエンジンからのピシリ音。 サイドスタンドの角度（浅い） バッテリーの貧弱さ |
| これから買う人へのアドバイス | 細かいところが気になる人やスペック重視の人にはお勧めできませんが、アドベンチャーバイクに乗りたいけど、体格等で迷っている人や、キャンプツーリングをする人にはお勧めです。1万キロ程乗っていますが故障は今のところありません。日本車のクオリティーと比べれば、色々と足りない所はありますが、自分なりにパーツを交換していけばどんどんと良くなっていきます。 |
