4ストに切り替わる寸前のスズキ2スト世代は、GT系のゴージャス路線で他と一線を画す

ホンダやヤマハに続き小排気量から世界GP制覇、海外へSS進出が後発で大型指向を目指す

ホンダやヤマハと並ぶ同じ浜松のスズキは、国内向け小排気量実用車が得意で世界GPチャレンジも50ccに125ccがメイン。海外へ本格SS進出は1965年のT20からと(250cc)遅かったが、初の6速ミッションやクランク軸へ直接給油する斬新な分離給油などクオリティと最新技術のアピールが強い路線だった。

ただ海外スポーツバイク市場へ後発なため、ヨーロッパ車の大型クラスを目指すのも早く、1968には2ストローク2気筒のT500を投入、日本車にはなかったハイクオリティ感を重視しながらタイタン(巨人)の名で市販レーサーも準備し、アメリカを中心に2ストロークでは珍しい世界の大型クラス進出へ一気にアピールを強めようとしていた。

しかし、このタイミングでホンダから量産車で初の4スト4気筒、CB750フォアがデビュー。世界の注目を一身に集め、カワサキもマッハIIIの2スト500cc3気筒で追随するなど流れはパフォーマンス一辺倒へ急激に舵が切られた。

この大型車での競争には4ストロークエンジンが必要と水面下で模索を進めながら、スズキは優位だった2ストローク技術と、他と一線を画していた豪華な上位路線とのコンビネーションで、1971年に市販ロードスポーツ初の水冷3気筒GT750を投入。GTのネーミングはSSを越える豪華装備のまさしくGTカーの位置づけでファン獲得を狙ったのだった。

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情報提供元 [ RIDE HI ]

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