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SRV250(249cc)
オーナー:たかるどさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクを毎週1台紹介するこのコーナー。今回紹介するモデルはヤマハ「SRV250」、オーナーは「たかるど」さんです。
湘南の海、走り去る江ノ電、旅支度のレトロなバイク! フォトジェニックな一葉の写真に写るこのモデルは、1992年発売の250ccネイキッドスポーツ・SRV250です。丸目のヘッドライト、尖ったところがないクラシカルなシルエット、大きすぎないサイズ。威圧的な雰囲気はまったくなく、落ち着いた大人向けのスタイルが魅力的。
このSRV250、珍しいのはネイキッドスタイルながら空冷Vツインエンジンを採用していること。このエンジンはクルーザー「ビラーゴ250」由来のもので、Vツイン特有のリズミカルな鼓動感を発揮する「味わい重視」なエンジン。このためスピードを出すのは苦手です。
そんな特徴は「あまりスピードの出ないバイクを探し」ていた、たかるどさんにとってピッタリのキャラクターでした。スリムで軽量、取り回しもよく燃費もいい。たかるどさんは「街乗りにとても適したお洒落なバイク」と評価していますが、それでいてロングツーリングにも連れ出し、いろいろなシチュエーションでSRV250のある風景を楽しまれているようですね!

江ノ電とのツーショットが良く似合う! レトロだけど古すぎない、平成初期の雰囲気が詰まったポラロイド風な1枚。オシャレ重視なライダーにとっては無視できないスタイリングです。

湘南といえば江の島。こちらもシティポップのジャケットになりそうな素敵な写真。発売当時はあまり人気が出ず、93年には生産を終了してしまったものの、根強いファンもまだまいます。

ロングツーリングのお供にも。SRVはトコトコ系のおだやかなモデルではありますが、ツインキャブで27PSを発揮するキビキビした1面もあり、高速道路にもしっかり乗れちゃいます。風圧やギア比の対策がしたいところ。
<MYバイクコメントより>
■購入動機・用途・比較車種
久しぶりに乗るため、あまりスピードの出ないパイクで探し、現車が気に入り購入しました。
■長所
スリムで軽く取り回しがとても良いです。また燃費が最高です。スプロケとチェーンを今年交換して、ギア比を少しロングにしていますが、ツーリングでリッター30キロ走ります。ロングツーリングでも快調に走ってくれます。スパトラのスリップオンは歯切れ良い音色を奏でます。
■短所
乗っていると慣れてきますが、Vツインエンジンからの振動で初めは手がしびれます。車体も古いので、共振でパーツがビリつく音を出したりします。止まらないことはありませんが、他のバイクと比べるとブレーキが弱いです。ギアが5速しかありません。ギア比が低め、ネイキッドなどで高速は辛いかも。私はスプロケの交換とスクリーン取り付けで対応しています。
■これから買う人へのアドバイス
街乗りにとても適したお洒落なバイクで、今のバイクにはない古き良きクラシックな質感は好きです。整備すればまだまだ楽しめます。
SRV250のユーザーレビューを確認
オーナー平均満足度3.76
評価人数: 154人
新車平均価格: - 万円
中古車平均価格: 61.63万円
SRV250(1992)主要諸元
・全長×全幅×全高:2095×720×1055mm
・ホイールベース:1390mm
・シート高:760mm
・車重:154kg
・エンジン:空冷4ストロークV型60度2気筒SOHC2バルブ 249cc
・最高出力:27PS/8500rpm
・最大トルク:2.5kg-m/6500rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=90/90-18、R=110/90-18
・当時価格:¥44万9,000円
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