
BMWが5月11日に2台の新型モデルを世界公開するとSNSで発表した。投稿された動画にはR nineTとR18系と思しきディテールが映し出されているので、それぞれの新型だと予想される。
海外ではR nineTベースのクルーザー「R12」の可能性も示唆
BMWがSNSで5月8日に新型モデルのティーザー動画を配信した。正式発表日時は欧州中央時間5月11日17時なので、日本では5月12日0時になる。SNSには「Not one, but two new bikes are coming your way!」と書かれており、2台の新しいバイクが登場すると読み取れる。
また、「Our Heritage range is growing by two(BMWのヘリテイジカテゴリーは、2つのシリーズに拡大しています)」ともあり、これはR nineTとR18のことを指しているだろう。実際、部分的に映し出されたディテールもこの2シリーズに見えるので間違いないだろう。
そして興味深いのは、ドイツのバイク専門誌「MOTORRAD」によるとBMWが「R12」と「R12S」を商標登録していると報じていること。同誌は2023年にR nineTと同じ1200ccを搭載した「R18のベイビークルーザー」が登場する可能性を示唆しているのだ。
SNSの動画では、R nineTはテールランプがフェンダー後端からシート後端に移設され、スポークホイールがチューブレスタイプになっているように見える。R 18と思しき方はシートしか映されていないので、ひょっとするとエンジンが1200ccなのかも知れない。11日の発表に注目!

5月8日にBMWが投稿したSNS動画では、まずR nineTのテールまわりが映し出される。テールランプの位置が変更され、100周年車が採用したチューブレススポークホイールが確認できる。

シートがまわりが映されたモデルは判別が難しいがR18のように見える。エンジンまわりが映されていないため、R nineT系の空油冷ボクサー1169ccを搭載したR12の可能性もある!?

こちらはティーザー画像。Our Heritage Segment is Growing!の文字と新型と思われる2台が写っている。どんなモデルかまでは分からないが、丸ライトのヘリテイジモデルなのは確実だ。

左がR nineT 100 Years(284万6000円)、右がR 18 100 Years(276万4000円)。BMWはヘリテイジカテゴリーに現在この2つのシリーズを投入しており、2023年は100周年車が用意された。
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