
前回までのホンダ同士のニーゴー対決では、予想通りというか予想以上の差で4気筒パワーが炸裂した。ならば、禁断の排気量アップで勝負に挑めばどうなる!? かつて4気筒は750ccまで、2気筒は1000ccまでとされていたスーパーバイク世界選手権になぞらえ、ヤマハFZR250RとYZF-R3が対決する!
●まとめ:伊丹孝裕 ●写真:真弓悟史気筒数か、排気量か? 小さなSBKが開幕!!
時代が違うとはいえ、排気量が同じニーゴーなら、そりゃあ気筒数が多い方が有利でしょ。出来レースにもほどがある……という批判をかわすべく、次なる戦いとして用意したのが、1990年型のFZR250Rと最新のYZF-R3という新旧ヤマハ対決である。
そう、ご存じの通り、R3は2気筒ながら320ccの排気量を持つR25の強化バージョンだ。高回転型の4気筒と、排気量を拡大したトルキーな2気筒との対決は、さながら小さな世界スーパーバイク選手権である。
リアルな戦いでは、排気量に勝る2気筒のドゥカティが国産4気筒勢を蹴散らす場面が多かった。果たしてこのクラスでも同じことが起こるのか? ホンダ対決の時と同様に、0-1000m加速のタイムを計測した結果はグラフに示した通りだ。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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