
栃木県「モビリティリゾートもてぎ」にて、黎明期から現代にいたるホンダの珠玉の名車を展示・保存しているミュージアム「ホンダコレクションホール」。その収蔵品はどんなに古いモデルであっても、走行可能な状態にメンテナンスが維持された動態保存が行われている。
ホンダは「Honda Collection Hall 収蔵車両走行ビデオ」シリーズにて、これらの車両の実走行シーンを公開中。往時の名車たちがフルノーマル&ベストコンディションで快音を上げる貴重な動画資料だ。
MOTOCOMPO(1982年)
'81年発売のモトコンポ。小さくて角ばったカワイイデザインが個性的な50ccの原付で、クルマのトランクに収納してレジャーで活躍! というコンセプトのマシンだ。このためハンドル、シートを格納してボディをフラットにすることができ、重さも45kgと人力での持ち上げも可能。
その愛くるしいデザインから近年ではファンも増え、プレミアムな価格もつく人気のモトコンポ。街中ではなかなか走行シーンを見ることはできないが、動画では2サイクル2.5PSのエンジンが白煙を上げ、意外な元気さでキビキビ走る様子をチェックできる!
モトコンポ(1981)主要諸元
・全長×全幅×全高:1185mm×535mm×910mm
・ホイールベース:830mm
・車体重量:45kg
・エンジン:2サイクル空冷単気筒 49cc
・最高出力:2.5PS/5000rpm
・最大トルク:0.38kgf/4500rpm
・タイヤ:(F)2.50-8 / (R)2.50-8
情報提供元 [ Honda Collection Hall ]
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