
1200タイガーシリーズのうち、「ラリー」シリーズはオフロード性能も追及したブロックタイヤラインナップ。各社とも力を入れているビッグオフ、その実力は? タイガー1200試乗3連発の2発目。
巨大なルックスに畏怖しちゃう
1200タイガーシリーズのスタンダード版であるGT PROと比べると、フロントが21インチタイヤになりかつ前後ともオフロードを追求したスポークホイール&ブロックタイヤになったことで車高が上がり、かつ現車には純正アクセサリーのエンジンガード類がついていたこともあって、サイズは一回りではなく2.5回りぐらい大きくなったような印象があるラリーPRO。様々なビッグオフに接してきた長身の筆者でも「おおっ」となる大きさである。
しかし少なくとも数値上はGT PROとそんなにサイズは変わらない。ハンドル幅やホイールベースなど主要な数値は全くの共通、ただ高さだけは全高で50mmほど、シート高で25mmほど高くなっており、この高さゆえ車体を見上げる感覚があり、直感的に「デカいっ!」となるのだろう。シートは2段階から選べる高さの低い方でも875mm……この数値は、やはりそれなりにハードルは高い。このラリーPROはGT PRO以上に長距離を走ってみることにした。
情報提供元 [ モーターファンバイクス ]
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