ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、BMW「R1250R」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけBMW「R1250R」ってこういうバイク!!

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BMW R1250Rは、BMWのスポーツネイキッドモデルです。デザインは、ネイキッドモデルの世界的な潮流になっている、アグレッシブなストリートファイタースタイルを採用。車名の末尾にある“R”は「Roadster」の頭文字をとったもので、Roadsterとは、BMWのラインナップ中スタンダードなネイキッドラインを表すネーミングです。

搭載されるエンジンは、BMWの象徴ともいえるフラットツイン。進行方向に直列するクランクシャフトから地面と水平なシリンダーが左右に伸び、ピストンが交互に動く様を人が殴りあう動作に見立てて“ボクサーツイン”とも呼ばれます。1932年に初の量産車として登場したR32以来、BMWの主流となってきたエンジン形式です。

R1250Rに搭載されるのは4バルブヘッドを採用したR259系と呼ばれる、1995年デビューのR1100をルーツに持つもの。モデルチェンジ毎に排気量アップが施され、先代モデルにあたるR1200世代では、それまでSOHCだったバルブ駆動がDOHC化され高回転性能が向上。R1250Rでは、排気量が50ccアップしたことに加えBMW独自の可変バルブ機構“Shift Cam”が採用され、さらに高性能化を果たしています。

Shift Camは、インテーク側のカムシャフトに低回転側と高回転側の2つの異なるプロファイルを持たせ、低中回転域のトルク特性と扱いやすさ、高回転域のパワフルな走りを両立するメカニズムです。あらゆる回転域で燃焼状態を最適化することで、燃費や環境性能にも優れるとされます。カムプロファイルの切り替えは5,000回転付近で行われますが、切り替えはシームレスで乗り手にその存在を意識させません。

フレームはスチールパイプ製のチューブラーフレームで、エンジンを強度メンバとして利用することで、軽量かつ高剛性を実現。フロントフォークは高剛性な倒立式。ドライブトレインはBMWフラットツインモデルでは定番のシャフトドライブを採用しています。ネイキッドモデルらしい、軽快感と安定性を上質にバランスさせたハンドリングは、万人に勧められるハイレベルなものです。

また、BMWらしい先進装備の数々も見逃せません。インスツルメンツパネルは、スマートフォンとの接続機能を備える大画面TFTフルカラー液晶。豊富な機能と表示は、左ハンドルスイッチに装備するホイールで操作します。ライディングモードは切り替え式、パッケージによって装備は異なりますが、クラッチレスでのシフト&アップが可能なギアシフトアシスタントプロや、電子制御式のクルーズコントロール、サスペンションセッティングを電気的に変更できるダイナミックESA他、実に豊富です。 ベースグレードであっても、トラクションコントロールやABSを統合管理する、ライディングモードプロは標準で装備されています。

伝統のフラットツインエンジンを、最新の電子制御でバックアップ。BMWの基本ポリシーである“より速く、より快適に”を存分に味わえる、スポーティでユースフルな一台です。

WebikeユーザーはR1250Rをどう感じている?

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R1250R
新車平均本体価格:202.1万円
中古車本体価格:165.97万円
口コミ件数:5件
※データは2023年4月20日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.98(評価人数:43人)

特筆すべきは走り、燃費、ルックスの評価が4点を越える高評価を得ていることでしょう。特に4.75点の走りについては、各種電子制御による快適さと、低重心による扱いやすさが好評のポイントのようです。

また、積載性を除いては3.5点を超えているため、オールラウンダーとしてのポテンシャルも感じられます。

R1250Rのざっくりまとめ

よいところ

・電子制御の塊で至れり尽くせり
・適度なボクサーサウンド
・とにかく乗りやすい、扱いやすい
・洗練されたデザイン

悪いところ

・カスタムパーツが少ない
・ヘッドライトがハロゲン
・大型に乗っている気がしない
・ネジ類がトルクス

R1250Rオーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

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購入動機・用途・比較車種 BMWのスクーターに興味があり試乗に行ったところ現車が無く、ついで気分で乗ったこのロードスターにやられました。不人気車らしいですが自分にはかなりツボでしたw
長所・満足な点 今時のバイクは電子制御の塊なので至れり尽くせりで運転が超楽です。(過去車比較)
シフトアシストとヒルスタートコントロール(坂道で止まっててくれる)は目に見えて嬉しい機能。今ではバイク搭載も珍しくなくなったトラクションコントロールも実は素晴らしい。新車走り出しの皮むきが終わっていないタイヤでのワインディング走行ではいらない間にかなり介入(介入度の一部始終が走行中も走行後もメーター表示で分かるのです)していて驚きでした。皮むき終えた後の介入度はほぼゼロだったのでもしや走り出しの時にトラコンが介入してなかったら転んでいたのかも・・と、この機能の凄さを改めて知った次第。走っている限り転ぶ気がしないです。(立ちごけだけ注意しましょうww)
伝統のR(水平対向)エンジンの低重心の安定感は昔からですが、兎に角軽快です。ワインディングが超楽しいです。
短所・不満な点 カスタムパーツが少ない。これはどうやら不人気車だからしょうがないですねw
あとは・・サイドスタンドが出し入れしずらい。エクステの装着を画策中です。
これから買う人へのアドバイス 価格設定は、高いと感じるかもしれませんがそれに見合うモノです。
迷っているなら買いだし、優先順位が低いならやめる。で良いかと思います。

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購入動機・用途・比較車種 この6年間でBMWばかりをF700GS、2015年S1000XR、2020年S1000XRと乗り継ぎ、パワー重視から乗り味とパワーを兼ね備えたバイクを楽しみたく伝統のBOXERTWINを選択。
長所・満足な点 車重はXRよりも20kgは重くなったが、重心が下がりハンドルも下がったおかげで取り回しもしやすくなった。
思っていた以上にコーナリングもヒラヒラと寝かせて走れるところは心地良い。
サイドから見たデザインは気に入っている。
短所・不満な点 不満な点はヘッドライトがハロゲンなところと電源がリヤシート下の右側に付いていて、走行中ナビとして使用するスマホの充電には向かない。
これから買う人へのアドバイス 低速でトコトコ走っているとBOXERTWINの鼓動を感じられ、パワーが欲しければアクセルを回せば得られるバイクが欲しい方に向いてます。
シャフトドライブなので、ツーリングあとのチェーン清掃やリヤホイールの油汚れもなく助かります。

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購入動機・用途・比較車種 S1000Rは自分にはオーバースペック過ぎたので
長所・満足な点 とにかく乗りやすい、扱いやすい
ボクサーエンジンが低重心なので車重の割に取り回しはしやすい
適度なボクサーサウンド
先進装備満載(特にクルコンと電制サスは最高にいい)
電制サスによる最高の乗り心地
短所・不満な点 クイックシフターの1→2速へのシフトアップ時のショックがでかすぎ使えない
ライポジがちょっと変かも(標準シートですがそれでも足が曲がりすぎな印象で、グリップ一つ分くらい低いハンドルにしたいくらい)
これから買う人へのアドバイス 不人気車ですが価格も抑えめだし、直4があまり好きではないないのならおススメです!
GSほど重量感なく軽快で、取り回しも楽です

 

 

R1250Rのライバルをチェックする

BMWのアイコンたるフラットツインエンジンは、現状他メーカーで採用しているモデルはありません。ですから、R1250Rのライバルを考えると、やはり同じBMWのマシンが候補に浮かび上がってきます。

BMWのフラットツインエンジン搭載モデルには、アドベンチャーツアラーのGSシリーズ、ツアラーモデルのRTシリーズが存在しています。これらの2ラインはエンジンの基本設計を共有してはいますが、全く違う異車両といっていいほどキャラクターが異なります。クルーザーモデルのR18シリーズも、方向性が大きく異なります。R1250Rにとって最も近い存在といえるのが、ハーフカウルを装備するR1250RSでしょう。

R1250RSは、R1250Rと車体の多くを共有していますが、単純にカウルを装着しただけのバリエーションモデルではありません。それが如実に表れているのがフロントフォーク。両車はフロントホイールのアクスル位置が異なり、安定性や運動性に大きな影響を与えるトレール量が異なります。簡単にいえば、R1250RSの方がよりスポーティなハンドリングに設定されているのです。

ネーミング末尾の「RS」は「Rennsport」、ドイツ語で“レーシングスポーツ”と意味合いの言葉です。ハーフカウルを持つことで、ツーリングでの快適性を狙ったモデルかと勘違いしてしまいそうですが、R1250RSは歴としたスポーツバイクなのです。万能性に優れたR1250Rと、よりスポーティなR1250RS。どちらも、選んで間違いのない一台ですから、自分の使用条件にあった方を選ぶと良いでしょう。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!

※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年4月20日現在です。

BMW R1250RS

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オーナー平均満足度:3.98(評価人数: 92人)
新車平均本体価格:222.57万円
中古車平均本体価格:170万円
口コミ件数:7件

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BMW R1250Rの価格情報

BMW R1250R

BMW R1250R

新車 4

価格種別

中古車 3

本体

価格帯 185.7~214.8万円

198.85万円

諸費用

価格帯 9.8~11.08万円

12.02万円

本体価格

諸費用

本体

178万円

価格帯 169~187万円

諸費用

10.4万円

価格帯 9.9~13万円


乗り出し価格

価格帯 196.78~224.6万円

210.87万円

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