
バイク業界の現在を知ることができる二輪車新聞では、2023年1月1日号で2022年のバイク新車出荷台数(125cc以下)/販売台数(126cc以上)の推定値を掲載した。新排出ガス規制の導入によって多くの機種がモデルチェンジしたほか、生産終了モデルも……。ここでは原付二種クラスの販売台数ランキングをお伝えしたい。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●出典: 二輪車新聞原付二種の国内出荷台数は、前年比83.4%の10万4800台
二輪車新聞は、元旦号で2022年の二輪車総需要を総括。これは毎年発表されるデータで、どの排気量クラスが盛り上がっているのか、売れた機種はなんだったのかを知ることができる貴重な特集号だ。ここでは二輪車新聞のデータをもとに、原付二種(51~125cc)クラスにフォーカスした記事をお届けする。
ちなみに需要台数とは販売台数を意味するが、原付一種/原付二種クラスは全国的な販売データがないため出荷台数でカウントしているとのこと。原付二種および軽二輪クラスは前年を割り込んでいるが、全体としてはほぼ前年並みの41万台を維持したという。
原付二種クラス全体では、前年比16.6%減の10万4800台。ホンダは2.5%減にとどまり、シェア73.2%(7万6700台)を獲得してこのクラスを牽引する。これにシェア16.7%のヤマハ(台数は前年比19.9%減の1万7500台)が続き、2022年後半は新排ガス規制の導入で機種の切り替わりに重なってしまったスズキはシェア9.5%(台数は前年比54.4%減の1万台)に。カワサキはZ125の2021年モデルが残るのみということもあって、前年比89.3%減の600台でシェア0.6%となった。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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