
元気のいいデザインとリーズナブルな価格で着実にファンを増やしているタイのメーカー・GPXが、主力モデルのひとつ「デーモンGR200R(4バルブ)」にシンプルで艶やかなニューカラーを設定。日本国内に導入し、2022年12月12日に発売した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:GPX ●外部リンク:GPX JAPAN欧州車を思わせるシンプルな配色と筋肉美
日本車を相手に、タイ国内でシェア3位にまで上り詰めている“国産”メーカーのGPX。レトロな空冷バイクからスクーター、スポーツバイクまでラインナップする。その中でスーパースポーツに位置するのがデーモンGR200Rだ。2021年モデルまでは水冷2バルブの単気筒だったが、2022年モデルから4バルブ化してパフォーマンスを向上している。
フルLEDの灯火類やデジタルカラーメーター、倒立フロントフォーク、YSS製リヤショック、DID製ドライブチェーン、IRC製タイヤなどで足元を固め、高いスポーツ性と抜群のコスパで日本においても独自の立ち位置を確立。ワンメイクレースも開催され、今季は9月に最終戦が行われた。
023年モデルは、従来型からスペックを踏襲しつつガラリとイメージチェンジした新色を採用。モノトーンを基本としがら、グラフィカルに車名ロゴをあしらうなどして、欧州の大型スーパースポーツを思わせる筋肉美をアピールする。車名は新たに「DEMON GR200R Dacorsa2」とされ、イタリア語の“Da Corsa”からイメージする通りレーシングな雰囲気を強めている。
価格は従来の50万6000円から53万9000円に上昇したが、昨今の円安の状況からすれば最小限に抑えたと言っていいだろう。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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