ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、ベスパ「プリマベーラ125」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけベスパ「プリマベーラ125」ってこういうバイク!!

ベスパ・Primavera(プリマベーラ)125は、イタリアのバイクメーカーであるピアッジオの小型二輪クラスのスクーターです。ピアッジオは、ベスパの他にもモト・グッチやアプリリアといった多くのブランドを擁する大企業。ヨーロッパでは最大手、世界でも第4位という規模を持っています。

ベスパは長年にわたりスクーターだけを作り続けてきた専門ブランドであり、独特のスタイリングと乗り味で愛されてきました。プリマベーラはベスパのラインナップ中、小排気量カテゴリーを象徴するモデル。初代モデルの登場から50年を数えるという、歴史あるスクーターなのです。

ベスパは、数あるスクーターの中で特別な存在とされています。その理由は、長い歴史と、一貫したポリシーに沿った車体作りにあります。ベスパの車体といえば、スチール製モノコックボディです。一般的なスクーターは、パイプ製にフレームに樹脂製のカバーが被せられています。

ですがベスパの作るスクーターはエンジンを覆うボディ部分が全て金属製で、外装とフレームを兼ねています。この独特の構造は、車体の軽量化やステップスルーといった機能を実現するために考え出されたもので、1946年のブランドスタート以来変わっていません。当然、プリマベーラ125もスチール製モノコックボディを採用しています。

また、フロントステアリングが片持ち式であるところもベスパのこだわりです。これは、元々ピアッジオが航空機を生産するメーカーで、戦闘機のタイヤ交換を容易にするために片持ち式を採用していたことの名残といわれています。

プリマベーラ125は、空冷単気筒SOHC3バルブエンジンを搭載しています。環境問題に対応するため、吸気システムはインジェクションを採用。最高出力は10.7PSと格別に強力というわけではありませんが、小型二輪スクーターとして必要十分な動力性能を備えています。

ミッションは一般的なCVT方式のオートマチックです。伝統の片持ちフロントサスペンションに装着されるホイールは12インチで安定性を確保。フロントブレーキは大径200mmローターを採用したディスクブレーキでABSも装備しています。オーセンティックなデザインのアナログ式スピードメーターが目立つインスツルメンツパネルには、LCDパネルも装備し、フューエルメーターや走行距離、現在時刻などが表示されます。

このように、シティコミューターとして確かな性能と装備を持つプリマベーラ125ですが、やはりファッション性の高さに触れないわけにはいきません。丸みを帯びたスチール製モノコックボディに、丸目のLEDヘッドライトの組み合わせは、オーセンティックとモダンが混在しながら見事な調和を見せています。ただ懐古主義に偏っているのではなく、現代的な機能やデザインを取り入れているところはさすがです。

プリマベーラとはイタリア語で春を意味する言葉ですが、パステルカラーを中心としたカラーリングも、ベスパならではといった趣です。まさに、スクーター界のネオクラシック。スクーターにも利便性だけを求めない、一味違うマシンに乗りたい人であれば、実に魅力的な一台だといえるでしょう。

Webikeユーザーはプリマベーラ125をどう感じている?

詳細はコチラをクリック

VESPA Primavera 125
新車平均本体価格:50.52万円
中古車本体価格:46.63万円
口コミ件数:3件
※データは2023年3月27日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.78(評価人数:20人)

特筆すべきは、なんといってもルックスでしょう。満点の5点を獲得しています。ルックスに惹かれている方が愛車に選んでおり、性能や装備、コスパといったものは2の次なのかもしれません。しかし、50年以上続くベスパの名車だけあって走りや燃費といった項目を高得点をマークしています。「優雅に乗りたい!」という声も特徴でしょう。

プリマベーラ125のざっくりまとめ

よいところ

・完成されたデザイン
・モノコックボディでしっかり感あり
・サスが特徴でなかなかいい感じ
・走りはどうでもいい
・所有欲を満たしてくれる
・メーターもとても見やすい

悪いところ

・意外と重い
・スタートダッシュはドン亀
・シートが固い
・国産よりはかなり割高

プリマベーラ125オーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

購入動機・用途・比較車種 特に比較車両はないです、ノーマルを探しましたが近くのお店では年内完売との事で遠かったけどこれにしました。
長所・満足な点 チャリより遠くへ行くために購入。見た目は好き嫌いありますが、私は好きですねー
たぶん国産の125の方がはしるんじゃないかな?比較したことないのでわかりませんが、走りはどうでもいいと思ってますがモノコックボディの為かしっかり感はあります。
短所・不満な点 ハンドル切れ角が思ったよりなく、押し引きが面倒で、意外と重いので非力な人は辛いかもしれません。
まさか通勤に使う人はいないと思うので関係ないですが狭い駐車場にはとめたくないです。

購入動機・用途・比較車種 バイクに乗っていて思うのは、モデルチェンジで物欲を刺激され買い替えを促されるようなスタイルにはもうお腹いっぱいで、ある程度完成されていて不変的なデザインを求めてのベスパの製品を購入しようと至りました。もう30年とか乗ってビンテージ化するまで乗ろうかと。
長所・満足な点 プリマベーラという完成したデザインがとにかく良いです。スタートダッシュはそもそも遅いのでエレガントさが優先され、信号スタートダッシュで爆走したいイキったライダーとは違う次元に自分をおいて置けます。とは言え60km辺りからの加速の伸びは125らしいモリモリしたパワーと加速で気持ち良いです。、
短所・不満な点 良い点でもあり悪い点。鉄スクーターなので日本の原付二種と比べて車重が重く、スタートダッシュはドン亀(笑)。
これから買う人へのアドバイス エレガントに走りたい人向け。尖がったデザインとかスピードとか性能とかそうしたガキ臭いものから解脱した、ある程度達観した人向け。でも幹線道路では125らしく車の中でもぴゅーんと走るとかも対応できます。
原付二種のメリットって維持費(税金とか保険とか)のコスパにあるので、その中で優雅さを求めると(逆に本体価格はお高いですけどw)走りと所有欲を満たしてくれるスクーターです。

購入動機・用途・比較車種 義父の家に行ったときにたまたまみかけていて、ふらっとお店にお邪魔し、見て触ってまたがってみたら国産にない感触とイタ車(製造がこの年から?現地ではなくなったらしい)が、名前と車体は正真正銘のイタリア・ベスパ。
昔の面影を受け継ぎながら現代の走りにあう仕上がりになっていたから。
長所・満足な点 サスが特徴でなかなかいい感じ。
固くもなくかといってそんなに柔らかい感じもしないです。
メーターもとても見やすいですね。
短所・不満な点 足つきはいいんですがシートが固く、少しのっているとケツがいたくなるのが難点かな?だったら薄い低反発とかを敷けばいいかというとそんなに簡単に解決はしないと思います。根本的に見直して作らないとだめでしょうね。アンコ抜きもだめです。それと最高速は悪いですね。値段が高いです。
これから買う人へのアドバイス なんといっても外車にのれるのは気分がいいです。国産よりはかなり割高ですがこの面が気に入ったなら買いもありでしょう!

 

 

この記事にいいねする


コメントを残す

ベスパ Primavera 125の価格情報

ベスパ Primavera 125

ベスパ Primavera 125

新車 44

価格種別

中古車 10

本体

価格帯 46.75~61.6万円

51.01万円

諸費用

価格帯 1.69~3.05万円

6.62万円

本体価格

諸費用

本体

42.85万円

価格帯 24.53~89.8万円

諸費用

4.19万円

価格帯 3.1~3.23万円


乗り出し価格

価格帯 49.8~63.29万円

57.64万円

新車を探す

乗り出し価格


乗り出し価格

47.05万円

価格帯 27.76~92.9万円

中古車を探す

!価格は全国平均値(税込)です。

新車・中古車を探す