ヤマハが大阪モーターサイクルショーで初公開した125ccクラスと150ccクラスのニューモデルの発売時期が、東京モーターサイクルショーで明らかにされた。ヤマハ発動機販売の松岡新社長が語った内容とは?

編集部の予想発売時期は2023年後半は変らず、なる早の発売に期待!

ヤマハが欧州やアジアで発売している125ccや150ccクラスのモデルを日本で市販予定車として大阪モーターサイクルショーで発表したのは既報の通り。これについて3月24日東京モーターサイクルショーの初日に、ヤマハ発動機販売の松岡大司社長からアナウンスがあった。

コメントによるとYZF-R15、YZF-R125、XSR125、MT-125の発売時期は2023年中。松岡社長は「新規ユーザーの方に手軽に乗ってもらい、既にバイクにお乗りの方にも手頃な相棒として楽しんでいただきたい」と語った。そして、発売までに車両展示の機会を用意する予定だ。

これら125ccと150ccクラスの新型は、編集部予想では2023年の後半の発売になるが、日本国内導入に向けて鋭意準備中だという。気になるライダーは、ヤマハから発表される今後の展示予定を要チェックだ。

YZF-R15/YZF-R125(左)国内仕様 [YAMAHA] 新型でYZF-R7と同じスタイルに進化したR15/R125 の国内仕様。カラーリングはそれぞれブルーとブラックを用意するだろう。

XSR125国内仕様 [YAMAHA] 日本仕様はXSR155インドネシア仕様に近いカラーリングを採用。ブルーにはブラウンのシートがセットされており、クラシックテイスト満点だ。レッドとブルーの2色だ。

MT-125国内仕様 [YAMAHA] 写真は試作車。フロントブレーキが右側に設置されているのがアジア版MT-15の特徴で、国内仕様もそれを踏襲しているのが分かる。カラーはグレーと青の2色だ。

2023年3月にヤマハ発動機販売社長に就任した松岡大司社長。この東京モーターサイクルショーが初の公の場となった。125cc、150ccクラスのニューモデルに期待を寄せている。

主要諸元

2022年型YZF-R15インド仕様主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:1990×725×1135mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:815mm
・車重:141【137】kg
・エジンン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 155【155.9】cc
・最高出力:18.4【19.3】PS/10000rpm
・最大トルク:1.4【1.49】㎏-m/7500【8500】rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70R17【140/70-17】
※【 】はインドネシア仕様

2023年型YZF-R125欧州仕様主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:1990×715×1045mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:820mm
・車重:144kg
・エジンン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 125cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.16㎏-m/8000rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70-17

2023年型XSR155インドネシア主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:2007×804×1080mm
・ホイールベース:1330mm
・シート高:810mm
・車重:134kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ【124cc】
・最高出力:【15PS/10000rpm】
・最大トルク:【1.17kg-m/8000rpm】
・燃料タンク容量:10.4L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=140/70-17
※【 】はXSR125欧州仕様

2023年型MT-125欧州仕様主要諸元(参考)

・全長×全幅×全高:1960×800×1065mm
・ホイールベース:1325mm
・シート高:810mm
・車重:142kg
・エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:15PS/10000rpm
・最大トルク:1.1㎏-m/7800rpm
・燃料タンク容量:11L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=100/80-17、R=140/70R17

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