
ホンダから新型モデル「CL500」の国内発売情報がついに発表された。発売日は2023年5月25日(木)、カラーラインナップはグリントウェーブブルーメタリック、マットアーマードグリーンメタリックの全2色。価格は「CL250」より24万2000円高の86万3500円となる。
また先行して発表されたCL250同様、多数のオプションパーツも発売。自分好みのスタイルを実現できるカジュアルなスクランブラーモデルだ。
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「エントリーカジュアルスクランブラー」500cc2気筒エンジンでよりタフに
2022年のミラノショーで世界初公開された「CL250」と「CL500」。ミドルクルーザーとして大人気な「レブル」シリーズと基本コンポーネントを共有しつつ、オフロードテイストをイメージさせるスクランブラースタイルの新モデルとなる。ホンダの歴史ある「CL」のネーミングを引き継いでいるが、けしてヒストリックな世界観だけではなく、ホンダは「エントリーカジュアル・スクランブラー」をコンセプトとしている。これからバイクに乗り、ステップアップしていく若年層をねらった性能とスタイルを目指したものだ。
今回、先行して発売日程や価格が公開されたCL250に続き、CL500の詳細な情報も発表となった。多くのパーツをCL250と共有していることから、車体のサイズはCL250とほぼ同じ。ただし車体重量のみ、「レブル500」搭載機をベースとした471ccのDOHC水冷並列2気筒エンジンを採用するため、20kg程度重い192kgとなっている。エンジンスペックはレブル500に準拠し、最高出力は34kW(46PS)/8500rpm、最大トルクは43N・m(4.4kgf・m)/6250rpmだ。
大型バイクとしては小さめの排気量&出力となるCL500だが、これは「ちょうど良いサイズ感」「扱いきれるスペック」を目指したコンセプトによるもの。ステップアップして大型モデルに挑戦できるよう、取り扱いのしやすさが重視されている。このためデザインのコンセプトもアクティブなイメージを投影。カラーラインナップはメタリックブルーの「グリントウェーブブルーメタリック」、マットなグリーンベースの「マットアーマードグリーンメタリック」の2色がラインナップされる。
CL500(2023)
発売日:2023年2023年5月25日(木)
メーカー希望小売価格:¥863,500
グリントウェーブブルーメタリック
マットアーマードグリーンメタリック
CL500(2023)主要諸元
・全長×全幅×全高:2175×830×1135mm
・ホイールベース:1485mm
・シート高:790mm
・車重:192kg
・エンジン:SOHC 水冷4ストローク8バルブ並列2気筒471cc EURO5準拠
・最高出力:34kW(46PS)/8500rpm
・最大トルク:43N・m(4.4kgf・m)/6250rpm
・燃料タンク容量:12L
・変速機:リターン式・6段変速
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:110/80R19M/C 59H、150/70R17M/C 69H
情報提供元 [ HONDA ]
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