ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、スズキ「GSX-R1000R」についてオーナーの生の声をお届けします!

ぶっちゃけスズキ「GSX-R1000R」ってこういうバイク!!

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サーキットレンジのスポーツ走行を突き詰めたスーパースポーツモデル。そんなスズキのロードスポーツモデルのトップエンドモデルがこのGSX-R1000Rになります。

このスーパースポーツモデルのGSX-Rシリーズは、日本国内では長らく逆輸入車という形で販売されてきましたが、2017年、19年ぶりの国内モデルとして新設計フレームをひっさげて登場。新設計フレームは、スイングアームを長くして安定感を稼ぐという現代のレースシーンのトレンドが取り入れられ、エンジン搭載位置も6度起こしてスイングアームを35㎜延長しています。

水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・999㏄のエンジンには、MotoGPマシン譲りの可変バルブタイミングシステムであるSR-VVT(ブロードパワーシステム)を採用。エンジン回転数が約1万回転以上になると、吸気側のカムシャフトが低回転重視の開閉タイミングから、高回転重視の開閉タイミングに切り替わるようになっています。おかげでGSX-R史上もっともパワフルな197㎰という最高出力を発揮することになりました。

また電子制御まわりの装備も2017年モデルで一気に進化。現代のハイエンドモデルの必須装備になりつつある6軸IMUを搭載し、0.004秒ごとに車体の走行状態を検出。トラクションコントロールシステムやABSなどの各種電子制御に活かしています。

こんなことを書いてしまうと、GSX-R1000Rがサーキットだけの乗りにくいマシンだと思ってしまうかもしれませんが、現代のスーパースポーツマシンは公道でも“それなりに”扱いやすくなっています。少なくともGSX-R1000RはSR-VVTのおかげで高回転側のパワーだけでなく低回転側の扱いやすさも考慮しており、ハイスペックなスーパースポーツモデルを公道でも楽しむことが可能です。

ただ残念なことに2023年2月現在、GSX-R1000Rはユーロ5に対応することなく日本国内では生産終了車となっています。MotoGPレース活動撤退を宣言したこともあり、再びGSX-R1000Rが復活するとしても、もう少し先のことになりそうですね。

WebikeユーザーはGSX-R1000Rをどう感じている?

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GSX-R1000R
新車平均本体価格:213.06万円
中古車本体価格:180.77万円
口コミ件数:44件
※データは2023年3月22日現在

オーナー平均満足度は5点満点中で3.66(評価人数:514人)

特筆すべきは、走りが4.9点とほぼ満点の評価を得ていることでしょう。レースマシン譲りのエンジンに各種電子制御はもちろん、街中でも扱いやすい出力特性が好評のポイントのようです。

一方短所としては、積載性がほぼ皆無であることや、ETC車載器へのアクセスの悪さが挙げられていました。

GSX-R1000Rのざっくりまとめ

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よいところ

・とにかくカッコ良い
・軽くてパワフル
・思ったより燃費が良い
・コーナーリング中の安心感

悪いところ

・いくら何でも荷物積めなさ過ぎ
・クイックシフターに慣れない
・ETCカードを抜くのが大変
・ハンドル位置が低く感じる

GSX-R1000Rオーナーの声

ここでは数ある口コミの中でも特に印象的だった声を紹介します。

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購入動機・用途・比較車種 2012年式隼からの乗り換えです。
わけあって2カ月で隼を手放すことになり、以前GSX-R1000(K1)を所有していたときの軽さと加速を忘れられず(隼の加速もすごいですが)
今回GSX-R1000生産終了を知り、思い切って中古ですが2020年式を購入しました。
長所・満足な点 とにかく軽くてパワフルです。
思ったより前傾姿勢にならないのでツーリングにも良いです。
また、スタイルもGOODです。
短所・不満な点 タンデムシートの下は車検証を入れるスペースしかないです。
ETCがアクセスしやすい場所にあれば良いのですが・・・
不満なところはそのくらいです。
これから買う人へのアドバイス 購入するにあたって何件もショップを回りましたが
生産終了のアナウンスもあってか中古相場も上がってきてるみたいです。
購入を考えている方は程度のいい車両から売れていくそうなのでお早めに

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購入動機・用途・比較車種 乗っていたKTMは、走りは良いものの重く足付きも悪かった。そんな中下りの峠道で溶け切っていなかった雪道にはまり、脱出に苦労した事から買い替えを検討。以前乗っていたGSX-R1000のK1とK6の印象が良かった為これを選びました。
長所・満足な点 年寄りには少し派手ですが、エクスターカラーはとても綺麗です。

前傾姿勢も極端ではなく街乗りでも苦になりません。夏は熱いですが、一部のライバル車の様に跨っていられない程熱くはなりません。火傷する心配は、このバイクにはありません。

燃費も良好です。街乗りで17キロ程。高速では20キロは超えます。

短所・不満な点 エンジンブレーキが強すぎるかもしれません。高速道路をアクセル一定で走っていても、「ガクっ」と減速するケースが有ります。

オートシフターでシフトダウンした後アクセルを開けて加速しようとした時に、加速し始めるのにオートマ車の様に一瞬間が有る事が有ります。

マフラーはやはり大き過ぎ。音が良いし交換しても性能向上は見込めないのであきらめてます。

これから買う人へのアドバイス 前傾姿勢も楽で、足付きも良好です。動かすだけなら初心者の方にも難しい事は無いと思う程乗り易く、バランスの良さを強く感じます。
23年の北米仕様が日本に導入されるかは分からないので、気になる方は迷ってる暇は本当にありません。使用状況が渋滞の都内の通勤だけなど極端でない限りは、買って損する事はないでしょう。

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購入動機・用途・比較車種 モデルチェンジし、L7は気に入ったカラーが無く見送り、L8のエクスターカラーが気に入ったので。
乗るのは今しかない!と思い、自分の集大成だと思って購入。
長所・満足な点 軽い!速い!カッコいい!ベタ惚れです。軽いので何もかもが全てラクです。その上横風にも強いのは驚きました。比較対象が油冷1100なので、あまり参考にならないかもしれませんが・・。そしてクイックシフターの便利さを思い知りました。とりあえず1000キロ慣らしは終わりましたが、1500キロまでは10000回転までに抑えてます。それでも速いです。エンジンはもっと回りたそうですが^_^
短所・不満な点 唯一、純正ETCの設置場所!テールカウルをある程度外さないとカードが取れない。(サイドカバー外しボルト左右1個ずつ→メインシート外しボルト左右1個ずつ→テールカウルボルト6個、クリップ6個外し左右に広げる→キーカバーずらす)通信不良になると料金所でバラす羽目になるので、リヤシート下に移設しました。(リヤシートはキーで外れます)評判より割りとキツイ(身長によると思います)前傾ポジションはあえて短所にはあげません。
これから買う人へのアドバイス 新車価格が200万円と、ただ単に200万円という金額を考えれば非常に高価だとは思いますが、乗っていればそんな事も忘れるくらい楽しいし素晴らしいです。
何よりも軽さとパワー、そしてハンドリング!当然パワーは使い切れていませんが、そんな事どうでも良いのです。ポジションに慣れは必要ですが、乗ってすぐに馴染めるハンドリング、安心感の源の軽さ、各種電子制御の恩恵でツーリングも十分こなせます。リヤシートが小さく工夫が必要ですがシートバッグも積めます。SSにしてはかなりのオールラウンドで、特にスズキ好きなら買って後悔しないと思います。

 

 

GSX-R1000Rのライバルをチェックする

GSX-R1000Rのライバルとなるのは、当然他メーカーの1000ccクラスのスーパースポーツでしょう。どれも最新のスーパースポーツモデルは、スロットルバイワイヤや6軸IMUなど電子制御システム盛り沢山です。

参考までにそれぞれの最高出力と価格を記せば、ホンダのCBR1000RR-Rファイヤーブレードが218PSで242万円~、ヤマハのYZF-R1が200PSで236万5000円~、カワサキのNinja ZX-10Rが203PSで231万円~。ちなみにGSX-R1000Rは197PSで215万6000円。電子制御サスペンションの有無などライバルとの装備の違いはありますが、このクラスの中では一番お求めやすい価格が設定されています。

それでは、ライバルの口コミが気になる方は、コチラもチェックしてみましょう!

※オーナー平均満足度や口コミ数は2023年3月23日現在です。

HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE

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オーナー平均満足度:3.55(評価人数: 218人)
新車平均本体価格:290.15万円
中古車平均本体価格:277.47万円
口コミ件数:14件

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YAMAHA YZF-R1

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オーナー平均満足度:3.41(評価人数: 1,784人)
新車平均本体価格:232.41万円
中古車平均本体価格:112.74万円
口コミ件数:330件

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KAWASAKI ZX-10R

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オーナー平均満足度:3.51(評価人数: 1,099人)
新車平均本体価格:241.45万円
中古車平均本体価格:123.33万円
口コミ件数:143件

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