【GSX-R750 レビュー】いつまでも現役！ ”ウェビックユーザーの「愛車を語ろう！」”

スズキ GSX-R750 オーナーレビュー

ウェビックコミュニティ「愛車を語ろう！」キャンペーンより、GSX-R750に乗る「よこちゃん」さんの熱い語りをご紹介！
良いところや不満なところなど、オーナーだからよくわかるGSX-R750のインプレ・レビューを語ってくれました。

1.【簡単な自己紹介】

・バイク歴
今年、51歳になるバイク歴35年のおじさんです。
私の頃はバイクでは三無運動ってのがあって、(1)免許は取らない (2)免許は取らせない (3)バイクは買わない。この悪しき運動のせいでバイクに乗る奴はだいたい不良のレッテルを貼られたもんです。
大型免許は試験場で1発試験がある頃に取得して、昔は追尾試験って言って、白バイが後ろからついて来て採点する方式で、合格率が低かった為に2輪大型免許は神様免許でした。

私の愛機ですが、今では旧車扱いされますね、確かにほとんど見かけなくなりましたから、そんなレアバイクです。
1989年式 SUZUKI GSX -R750RK 当時、RC30・OW01などと同じくホモロゲーションモデル限定車として発売されたバイクで、街乗りよりもサーキットが似合うバイク。

・購入動機
これを購入したきっかけは、バイク屋に売り付けられたからです。当時、カワサキ派な私はカワサキ車に乗っていましたが、修理に出していたバイク屋で売れ残っていたコイツを押しつけられたのです。そんなバイクで、もう何十年もツーリングしています。

2.【満足している点・長所】

限定車なので、特別な外観をしています。89年式のGSX-R750K型とはいろいろ異なっていて！
まずは、ヘッドライトが純正でイエローバルブ今では無い仕様です。そして、シングルシートです、潔過ぎでしょ！
ガソリンタンクはアルミタンク、スイングアームは補強入り。エンジンカバーはマグネシウム製の物が使われていたり、タペット調整用のナットがチタンだったりと、特別装備だったりします。
ツーリングに行っても、人とカブる事がないので、サービスエリアでバイクが分からなくなったりしません。

そしてなによりも、油冷エンジンである事です。水冷エンジンとは明らかに異なる無骨なエンジン音、そのエンジンから解き放たれるエキゾーストはライダーの心を高揚させ、どこまでも走って行きたくなるのです。

3.【不満な点・短所】

ポジションはハンドルは遠いし、シートは薄いしで乗り心地は良くありませんが、走りは最高にエキサイティング！と言いたい所ですが、ノーマルの状態ではとても乗り難いバイクなのです。
まず、ギア比がロング過ぎて、クロスミッションの為に発進がし辛いのです。エンジンも今となっては、所詮750ccなので、最近のスーパースポーツには置いて行かれてしまいますし、燃費もさほど良くもないのです。

どのメーカーも同じ状況でしょうけど、この年式の限定車はメーカー純正パーツが廃盤になってしまっている物が多く車体の維持が大変です。私も車両維持の為に、パーツをストックしていますが、全てのパーツを持っているわけではないので、いつ迄乗れるか！

それでも、どこかにツーリングに行くなら、やっぱりコイツです。長年に渡って手を加えてカスタムしているので、現状では最高の相棒です。

4.【まとめ(こういう人におススメ等)】

今のバイクと異なり、電子制御されていないので、アクセルは電線でインジェクターに繋がっているのではなく、ワイヤーでキャブレターに繋がっていて微妙なアクセル制御なんてとても出来ないので、ガソリン使い放題ですが！（笑）
そんなアナログな感じが、たまらないのです。

人の五感に訴えかけて来るバイクとのやり取りで、乗せられてるのではなく、操っている感覚があるのです。
荷物も積めない、人も乗せられらない、バイクの中でも出来損ないのRKですが、これからも頑張って乗っていきます。
RKが欲しいと言う方もいると思いますが、古いバイクですし、中古車で探せばありますが、先ほど述べたように、パーツが出ないので維持が難しくオススメ出来ませんね。それでもと言う鈴菌感染者の方は例外です。

よこちゃんさん、GSX-R750愛がひしひしと伝わってくる語りをありがとうございました！

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