ホンダから「GROM(グロム)」の2023年モデルが発表された。従来モデルから最新排ガス規制への適合と、新色2色へのラインナップ変更となる。価格は従来から5500円アップの39万500円、発売は6月15日(木)。年間の販売台数は4000台が計画されている。

排ガス規制適合で燃費数値変化だが、性能はそのままか

2013年発売のグロムは、125ccの原付二種クラスにもかかわらず、本格的なスポーツマシンと遜色のない装備で人気のモデルだ。当初から倒立フォークを採用してスポーティな走行性能を持っていたほか、2度のモデルチェンジを経て、現在はスラントした独特のLEDヘッドライトや5速のマニュアルミッション、フロントブレーキのABSを装備。街乗りやツーリングで活躍するコミューターとして、またサーキットやミニバイクレースにも参加できるスポーツモデルとしても人気を集める。「GROM」のネーミングは「グロメット(ハトメ)」からとられているが、これは英語圏でサーフィンやスケートボードといったエクストリームスポーツを楽しむファンを表す俗語でもあり、ファッション性とスポーツ性を両立したキャラクターを表している。

2023年モデルの変更点は少なく、性能面では令和2年排ガス規制への適合がなされたのみ。この影響でカタログスペック上の燃費が66.6kmから66.3kmにやや減少(WMTCモード値)したが、ホンダ製の125cc空冷OHCエンジンで定評のある低燃費性に影響がある範囲ではないだろう。このほか出力やトルクなどに変更はない。

カラーリングは「アステロイドブラックメタリック」「ゲイエティーレッド」の2色をラインナップ。5速ミッションとなった3台目グロムのレッドカラーの国内導入は初だ。またサイドカバーには「グロメット」的な円形ガーニッシュがデザインされ、遊び心は従来モデルから変わらない。

発売は2023年6月15日(木)、価格は39万500円。従来モデルの38万5000円からは5500円の値上がりとなる。年間の販売台数計画は4000台だ。

 

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小型軽量の車体に、スポーツ性の高い装備が人気のグロム。2023年モデルでは新色としてブラックとレッドが登場した。ブラックはグロス仕上げで、アクセントのレッドのロゴがスタイリッシュ。レッドは2021年に欧州向けとして登場したカラーだ。

 

GROM(2023)

発売日:2023年6月15日(木)
メーカー希望小売価格:¥390500

主な変更点
・最新(令和2年)排ガス規制対応
・新色を設定

アステロイドブラックメタリック(新色)

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ゲイエティーレッド(新色)

GROM(2023)主要諸元

・全長×全幅×全高:1760×720×1015mm
・ホイールベース:1200mm
・シート高:761mm
・車重:103kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC 123cc
・最高出力:10PS/7250rpm
・最大トルク:1.1kg-m/6000rpm
・燃料タンク容量:6L
・変速機:5段リターン
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70-12、R=130/70-12

情報提供元 [ ホンダ ]

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