2022年10月に開催されたヤマハモーターサイクルデーで展示されたYZF-R7カスタムと同じカラーリングが施された外装キットが発売決定! 3月17日開幕するモーターサイクルショーにも展示される。

12回目のチャンピオンに挑む中須賀カラーに

ヤマハは、YZF-R7用「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAM フェアリングキット」を2023年7月からヤマハ専門店のYSPで完全受注生産で発売する。受注期間は3月15日~4月26日で、価格は33万円。塗装済みの外装パーツとシリアル番号入りのエンブレムのセットになる。

カラーリングは、2023年シーズンに全日本ロードレース選手権JSB1000で12回目のチャンピオンに挑む中須賀克行選手のYZF-R1のカラーリングをモチーフにしたもの。サーキットで存在をアピールするホワイトのラインとグラフィックが再現されている。

特に新開発の「基材レスグラフィック」は、貼った感じの無いカウルに直接印刷されたかのようなグラフィックを実現しているのが特徴。実際の車両は大阪、東京、名古屋モーターサイクルショーで展示されるので、R7オーナーは要チェックだ。

YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAM フェアリングキット装着車。もはやYZF-R1にしか見えないレベルの完全レプリカに変身する。価格は33万円(車両は別)だ。

車両がノーマルでもかなりレーシーになる。2023年型のYZF-R7は値上がりして105万4900円になったが、それでもスーパースポーツとしてはリーズナブルなのでカウルを奢ってみるものいいかも知れない。

16点の塗装済みカウルがキットが内訳で製品はワイズギア製。塗装済みなら安い!? これにシリアル番号入りエンブレムが追加される(番号は選ぶことはできない)。

10月のイベントに展示されたYZF-R7カスタム。ノーマルカウルにオールペンされた外装だったが、これが市販される展開だ。この車両は外装以外も随所にカスタムが施されている。

カウル購入者は特別なイベントに参加できる!

さらに、カウルだけでなく購入者にはヤマハ コミュニケーションプラザで開催予定の「プライスレス体験会」への参加権が付与されるという。日程は10月9日(月・祝)を予定しており、内容は下記の通りだ。

1.ヤマハ発動機本社工場の見学ツアー
2.シリアル番号付き限定エンブレム 貼り付けセレモニー
3.デザイン開発秘話のトークセッション
4.VR空間でのR7開発体験
5.愛車フォトセッション

申し込みはR7ファンコミュニティサイト”YAMAHA MOTOR LAB for R7”にて受け付ける。ちなみに、シリアル番号入り限定エンブレムのデザインはファンコミュニティサイト内のユーザー投票で決定する。部品を売るだけではない新たな試みもユニークだ。

アルミダイキャストラインのある本社工場見学のチャンス。コミュニケーションプラザは工場に隣接している。

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