
ピアッジオグループジャパンは、エンデューロバイクの世界感を彷彿とさせ、日常における小さな冒険にも楽しめるアーバンスポーツスクーター「SR GT」に125㏄エンジンを搭載した「SR GT 125」を新たにラインナップした。
メーカー希望小売価格は58万3000円で、カラーバリエーションはレッドレースウェイ、イリジウムグレー、ストリートゴールドの全3色。
2023年2月3日より全国のアプリリア正規販売店にて受注を開始している。
目次
スタイリング:スポーツラインとモーターサイクルの世界観が融合した独自のスタイル
アプリリアSR GTのスタイルと多機能性は、アプリリア・スポーツバイクのレーシング特性に加え、オフロードの世界も強く意識している。
ライディングポジションは走る楽しさに重点を置いており、従来のコンパクトGTスクーターに比べ、より「アクティブ」になっているほか、人間工学に基づいて設計されたフットボードは、通常のフットボードポジションに加え、足を前方へ出すフォワードポジションを取ることができ、長距離走行でも疲れにくい、リラックスしたライディングスタイルを可能にしている。
フロントマスクには、ヴェネト州ノアーレ生まれのスポーツバイクの特徴であるフルLED3連ライトユニットを装備し、サイドカウルの両サイドに取付けられたダブルフェアリングとともに目を引くデザインに仕上がっている。
エンデューロバイクらしいむき出しのハンドルバーはアルミダイキャスト製のライザーで車体に固定され、人間工学に基づいて設計されたハンドルバー形状は、市街地などでの低速走行時に高いコントロール性能を発揮する。
インストルメントパネルはフルデジタル表示で、ディスプレイには多くの車両データに加え、さまざまな情報が表示され、左側コントロールスイッチボックスにあるMODEボタンで各種設定の選択が可能。
サイドビューはコンパクトで張り出しが少なく、ダイナミックなラインがスポーティな個性を強調。また、フロントとリアをつなぐセンタートンネルには燃料タンクを備え、モーターサイクルのようなルックスを実現。
さらに、ライセンスプレートをボディー側ではなくリアホイール側に装着することでテール部をよりアグレッシブに仕上げており、パッセンジャーグラブハンドルやターンシグナル内蔵のフルLEDリアライトが、車体全体のデザインを強く印象付けている。
また、アプリリアMIA通信システム(オプション設定)を搭載した場合、スマートフォンと車両をBluetooth経由で接続することで、インストルメントパネルに電話やメッセージの着信を表示することができる。このシステムでは、右側コントロールスイッチボックスにある通信ボタンを使って通話を管理したり、音声コマンドを使って通話したり、プレイリストを管理して音楽を再生することも可能となる(MIA通信システムのほか、ヘッドセット類が別途必要)。
エンジン:最新世代の i-get エンジンでトップクラスのパフォーマンスを実現
アプリリアSR GT 125では8,750rpmで最高出力11kW(15hp)、6,500rpmで最大トルク12Nmを発揮する新型125cc単気筒を導入。あらゆる状況下において粘り強く、優れたピックアップ性能、スムーズな乗り心地を実現し、クラストップレベルのパフォーマンスを誇るエンジンだ。
また、SR GT 200と同様にRISS(Regulator Inverter Start & Stop System)というスタート&ストップシステムを搭載。このシステムは従来のスターターを廃止し、クランクシャフトに直接取付けたブラシレスモーターを採用することで、スタート時の静粛性、軽量化と信頼性の向上、低燃費など多くのメリットに貢献している。
また、スタート&ストップシステムはスクーターが停止してから1~5秒後にエンジンを自動的に停止するアイドリングストップ機能も搭載。※スロットルを軽くひねるだけで、大きな音を立てることなくエンジンが瞬時に再始動することができる。
※エンジンが適正な作動温度に達しているかどうかによって異なるシャシー:街中を駆け抜け、冒険に備える
乗るだけで楽しくなるアプリリアSR GT 125は、どんな旅でも高揚感を味わえるように設計されている。
フレームは、アプリリアのエンジニアが培ってきたノウハウを駆使して開発されており、正確でダイナミックな挙動を実現。高強度スチールパイプを使用したダブルクレードルフレームに、新開発されたロングトラベルサスペンションを組み合わせている。
フロントサスペンションには、33mm径のインナーチューブに122mmのトラベルを備えたショーワ製フォークを採用。リアサスペンションにはコイルスプリングと5段階調整可能なプリロードを備えたトラベル量102mmのダブルアクション型ショーワ製ツインショックアブソーバーを採用し、前後共に一般的なスクーターと比較しても大きなトラベル量を誇る。
このサスペンション構成と専用セッティングにより、特に不整地でのコントロール性、快適性、安全性が向上しているほか、ワイドな幅とトレールタイプのトレッドデザインを採用したアドベンチャータイヤによって、アスファルトから石畳、ダート道など、あらゆる路面で走りを楽しむことができる。
ブレーキシステムには前後共にディスクブレーキを採用し、フロントには軽くて放熱性に優れた260mm径のウェーブディスクが装着され、外観とパフォーマンスが向上している。
また、9リットルの燃料タンクにより、長距離の移動も可能で、約25リットルのシート下収納スペースには、荷物を収納することが可能。また、頑丈で33リットルの大容量アルミ製トップケースなどの専用アクセサリーパーツを追加することで、いつでも旅に出ることができる。

アクセサリー装着車

アクセサリー装着車

アクセサリー装着車
アプリリア SR GT 125 主要諸元
・全長/全幅/全高: 1,920mm / 765mm / 1,295mm
・ホイールベース: 1,350 mm
・シート高: 799 mm
・車両重量: 148Kg
・エンジン: 4 ストローク 水冷単気筒 SOHC 4バルブ
・総排気量: 125 cc ボア × ストローク 52 mm × 58.7 mm
・最高出力: 11kW(15HP)/8,750rpm
・最大トルク: 12Nm/6,500rpm
・燃料タンク容量: 9 L
・トランスミッション: オートマチック(CVT)
・クラッチ: 自動遠心クラッチ
・ブレーキ(F): 油圧式 Φ260 mm ウェーブディスクブレーキ、ABS
・ブレーキ(R): 油圧式 Φ220 mm ディスクブレーキ
・タイヤ(F/R) F: 110/80-14 チューブレス R: 130/70-13 チューブレス
◇SR GT 125 製品 HP: https://www.aprilia.com/jp_JA/models/sr-gt/sr-gt-sport-125-4s4v-2022/?id=prt
情報提供元[ ピアッジオ グループ ジャパン ]
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は?何故に200より高いんや?と思いきや、今年モデルから200はなんと60万オーバーで納得。
…って、いやいやいくらなんでも高過ぎじゃなかろうか?
トラコン無し、リアABS無し、リアサス不具合事例有り、ハイオク推奨やし覇権取る気無しやなw
58万オーバー・・・
高値の花w